| 国際シンポジウム「アジアの都市再生IV−ラオス・ビエンチャンとルアンプラバン−」
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                | [報告要旨] 都市の近代化の過程で、水辺空間が失われたのはアジアの諸都市も同じである。21世紀の地域づくりは、エコロジーと歴史の視点に立って、その場所の環境・文化資源を生かし、サスティナブルな地域づくりの方向をめざす必要がある。その理念と手法を世界的な広がりの中で比較していきたい。今回は、アジアのなかでもあまり知られていないラオスの都市を取り上げる。開発と歴史をいかに融合させて都市の再生を図るかを今まさに進めている首都ビエンチャン、世界遺産として登録され世界中から注目されるルアンプラバンに関するシンポジウムを開催し、都市再生の方法と問題点を見出していく。
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                | 日時 | : | 2007年7月21日(土) | 
              
                | 場所 | : | 法政大学市ヶ谷キャンパス | 
              
                | 80年館7階会議室 | 
              
                | プログラム | 
              
                | 13:00〜17:00 シンポジウム(講演及びディスカッション、通訳付) | 
              
                | 講演 | : | 「ラオスにおける都市保存の共同体開発とその方針」 | 
              
                |  |  | ダサック・オウセンタパンヤ Dasack Outhenthapanya (ラオス国立大学建築学部教授・ラオスの都市保存・再生計画の第一人者。経済的開発論に対し文化的開発論を提示し、創造のための保存を提唱するラオスで最初の研究者・計画者である。)
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                |  |  | 「ビエンチャン 都市再生の諸問題―時間・人々・スペースの関係性」 | 
              
                |  |  | スーカン・チッタパンヤ Soukanh Chithpanya (ラオス国立大学建築学部主任・ラオス・ビエンチャンの都市再生に最も多く関わっている若手研究者)
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                |  |  | 「ルアンプラバンにおける歴史的環境の保護に対する住民の認識とその影響」 | 
              
                |  |  | ソムチット・シッチバン Somchith Sitthivan (ラオス国立大学建築学部都市環境計画学科副主任・日本で都市保存を学び、世界遺産のルアンプラバンを対象に、その歴史的環境の保護に対して研究をしている第一人者)
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                |  |  | <コーディネーター>高村雅彦(法政大学工学部准教授) 二宮 咲(法政大学大学院修士課程)
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                |  |  | 屋形船懇親会 18:00乗船時間厳守 浅草橋「小松屋」03-3851-2780 先着20名様(当日受付にて参加希望をお伝えください) 参加費10,500円
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