「2023年度報告書」を刊行いたしました

「2023年度報告書」を刊行いたしました

目 次

はじめに ・・・・・・ 1

1 プロジェクト報告
テリトーリオプロジェクト

武蔵野・多摩プロジェクト(神谷博)・・・・・・ 4
瀬戸内プロジェクト(樋渡彩(陣内秀信))・・・・・・ 12
斐伊川島根半島プロジェクト(高見公雄、堀川洋子)・・・・・・ 18
佐原域学連携プロジェクト(小島聡)・・・・・・ 26
江戸東京周辺プロジェクト(根崎光男、馬場憲一)・・・・・・ 28
東京都心プロジェクト
外濠市民塾(福井恒明) ・・・・・・30
千代田学事業―橋詰空間等を活用するウォーカブル滞留空間創出の検討と運営実験―(高見公雄) ・・・・・・32

2 関連研究(2022年度報告会第1部)
「市街地整備推進による自然・地形改変の経緯に関する研究-「水の郷日野」を中心に-」志村綾音 ・・・・・・36
「近世以降の佐原における地域構造の形成」志村遥奈・・・・・・ 42
「都市近郊型酪農と白牛酪~江戸の乳製品から学ぶ持続可能な酪農~」櫻井空斗・・・・・・ 48
「銭湯から考える「まちの継ぎかた」」栗生はるか ・・・・・・50
「隅田川かわてらす「ASAGE CAFE 浅草蔵前」」阿部彰 ・・・・・・54

3「アーバンとルーラルの対と融」(2022 年度報告会第 2 部)
イントロダクション:陣内秀信(法政大学特任教授) ・・・・・・58
「懐かしい未来に向けて~地域循環を取り戻す~」石神隆(法政大学名誉教授)・・・・・・ 63
「地域からの発信で活性化する~イタリアとあわら温泉の事例から~」小堀哲夫(法政大学デザイン工学部教授)・・・・・・ 71
ディスカッション:陣内秀信,木村純子,小島聡,根崎光男,石神隆,小堀哲夫 ・・・・・・75

4 基調講演録(第 47 回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー
「新たな地域主義の構想に向けて」(2022 年 12 月 17 日開催)より)
「石牟礼道子の世界と地域の未来~生命たちの賑わいを感じ取れるか?~」田中優子(法政大学名誉教授) ・・・・・・86

5 研究業績
研究業績 ・・・・・・118

6 活動報告
活動報告・・・・・・ 136

法政大学エコ地域デザイン研究センター メンバー ※2024 年 3 月現在 ・・・・・・ 138

「令和4年度 千代田学事業研究成果報告書」 を刊行しました

「千代田学」事業とは…
東京都千代田区は、千代田区内にある短期大学、大学、大学院等の研究機関が千代田区の様々な事象を多様な切り口で調査・研究することを「千代田学」事業と名付け、その定着と発展、また、各学校が区及び地域と連携を図ることを目指して、事業経費の一部を補助しています。

 2022(令和4)年度「千代田学」事業に、法政大学エコ地域デザイン研究センター(法政大学デザイン工学部建築学科)岩佐明彦教授が応募した以下の事業が千代田区に採択されました。

【事業名】社会的包摂と場所愛着からみた千代田区内の着座空間評価

【研究代表者】岩佐 明彦(イワサ アキヒコ)
法政大学エコ地域デザイン研究センター 兼担研究員(応募時はセンター長)/法政大学デザイン工学部建築学科 教授

【事業実施期間】2022(令和4)年4月1日から2023(令和5)年3月31日まで(1年間)


目次はこちら「令和4年度 千代田学事業研究成果報告書 社会的包摂と場所愛着からみた千代田区内の着座空間評価」からご覧いただけます。

「2022年度報告書」を刊行いたしました

「2022年度報告書」を刊行いたしました

目 次

はじめに ・・・・・・ 1
1 プロジェクト報告
 テリトーリオプロジェクト
  武蔵野・多摩プロジェクト ・・・・・・ 4
  潟プロジェクト  ・・・・・・ 8
  瀬戸内プロジェクト  ・・・・・・ 10
  佐原域学連携プロジェクト  ・・・・・・ 12
  江戸東京周辺プロジェクト  ・・・・・・ 14
 東京都心プロジェクト
  外濠市民塾  ・・・・・・ 16
  千代田学事業 ―社会的包摂と場所愛着からみた千代田区内の着座空間評価―  ・・・・・・ 18

2 関連研究(2021 年度報告会より)
 「平地林の変遷と都市空間における自走的活用手法について」小野寺一貴  ・・・・・・ 22
 「石見銀山街道と結びついたテリトーリオに関する研究」野市将太 ・・・・・・ 24
 「遠賀川流域における石炭産業で形成されたテリトーリオの変遷に関する研究」太田結貴  ・・・・・・ 26
 「近世以前の佐原テリトーリオに関する研究」三木歩嵩  ・・・・・・ 28
 「都市との接続性に着目した河川空間のオープン化事業の分析」原聖剛  ・・・・・・ 30
 「学校林とそれを取り巻く環境の調査および学校林更新の提案」南春香  ・・・・・・ 32

3 テリトーリオの日本的展開「実践者とのクロストーク」(2021 年度報告会第 2 部)
 イントロダクション:陣内秀信(法政大学特任教授)  ・・・・・・ 36
 「秋田におけるテリトーリオ」小杉栄次郎(秋田公立美術大学教授) ・・・・・・ 39
 ディスカッション:陣内秀信,小杉栄次郎,樋渡彩,木村純子,小島聡  ・・・・・・ 47

4 研究業績
 研究業績  ・・・・・・ 60

5 活動報告
 活動報告  ・・・・・・ 78

法政大学エコ地域デザイン研究センター メンバー ※2023 年 3 月現在  ・・・・・・ 80

【出版案内】「後藤新平――衛生の道 1857-1929 別冊『環』28」(2023年3月出版)

【出版案内】「後藤新平――衛生の道 1857-1929 別冊『環』28」(2023年3月出版)

当研究センター所属 堀川洋子(客員研究員)が一部執筆を担当した「後藤新平――衛生の道 1857-1929 別冊『環』28」が 2023年3月藤原書店より刊行されました。

目 次

序――後藤新平の「衛生の道」  後藤新平研究会

衛生とは何か①(『国家衛生原理』「例言」冒頭部より)  後藤新平
衛生とは何か②(『国家衛生原理』「緒論――人事ハ皆生理的動機ニ発ス」より)  後藤新平

〈座談会〉後藤新平の「衛生の道」
 笠原英彦/春山明哲/三砂ちづる/伏見岳人/稲場紀久雄/川西崇行

Ⅰ 若き日に見出した「衛生の道」――〔前期〕

衛生行政からみた後藤新平の生涯 笠原英彦
後藤新平の衛生国家思想――初期の活動を中心に 姜 克實
名古屋時代の後藤新平 小島和貴

『国家衛生原理』を読む
 後藤新平と衛生――『国家衛生原理』とは何か 渡辺利夫
 気格と有機体――『国家衛生原理』と「衛生の道」  鈴木一策
 後藤新平の原点――『国家衛生原理』から衛生思想を見直す 西宮 紘
  『衛生制度論』を読む――「学俗接近」と「万有学」と「審事者」と 春山明哲
 ローレンツ・フォン・シュタインの衛生制度論と後藤新平 柗居宏枝
 後藤新平のドイツ留学とロンドン万国衛生・デモグラフィー会議 春山明哲
 後藤新平の女性観――大日本婦人衛生会主催の講演「婦人体操ノ必要」(1893年)を中心に 河﨑充代
 後藤新平の講演録「婦人体操ノ必要」(抄)現代語訳 後藤新平研究会
 相馬事件のなかの後藤新平 岡田靖雄
 日清戦争後の防疫事業 檜山幸夫
  『臨時陸軍検疫部報告摘要』を読む――「学俗接近」と「衛生制度の三成分:科学・芸術・実地」の視点から 春山明哲
 伝染病予防法と後藤新平 小島和貴

Ⅱ 後藤新平と「衛生の道」を取り巻く人々

後藤新平が手配した高野長英の鎮魂碑文 楠木賢道
中村正直と交流した後藤新平 楠木賢道
お雇い外国人医師、ローレッツから学んだ後藤新平 蒲生英博
刎頚の友 後藤とバルトン――二人を結び付けたもの 稲場紀久雄
日本医学の近代化に貢献した北里柴三郎と後藤新平 森 孝之
響き合う司馬凌海・亨太郎父子と後藤新平の人生 楠木賢道
後藤新平と石橋湛山の意外なる接点――猪間驥一研究を通して見えてきたもの 和田みき子
渋沢栄一の養育院と後藤新平の衛生行政――構想と人材教育 稲松孝思

Ⅲ 拡大する「衛生の道」 ――〔中期〕

衛生と政治――後藤新平と外国から見た台湾総督府の阿片政策 ワシーリー・モロジャコフ
日本統治下台湾における衛生政策と後藤新平 鈴木哲造
後藤新平による台湾の土地調査事業 楠木賢道
満鉄経営における衛生 西澤泰彦
鉄道帝国と医療衛生――後藤新平とのかかわり 林 采成
後藤新平のエネルギー観と衛生思想 堀川洋子
後藤新平の逓信事業、公共放送、そして衛生思想 白戸健一郎
〈コラム〉沼津に生きる後藤新平 田辺鶴遊

Ⅳ 希望としての「衛生の道」――〔後期〕

幻に終わった震災復興における国際公衆衛生研究所――後藤新平とチャールズ・ビーアドの設立構想 伏見岳人
ビーアド報告・ロブソン報告と東京の都市政策――後藤新平の「広義の衛生政策」との関わりを中心に 青山 佾
都市の「生を衛(まも)る」――帝都復興事業における食と住と「同潤会」  川西崇行
都市行政と衛生 岡田一天
〈コラム〉日本人の命の謎と後藤新平 竹村公太郎
後藤新平の夢――ボーイスカウトと秩序構想 河野有理

提言――「衛生の道」から今日の日本へ
 生を衛(まも)る衛生 大宅映子
 公衆衛生における「住民参加」の意味と後藤新平 三砂ちづる
 自治の視点で新型コロナ対策を点検する 片山善博
 衛生の道とは、生命科学の道である 石浦 薫
 君に問う今日の体や何奈 加藤丈夫

後藤新平関連団体の紹介
 後藤新平の会
 奥州市立後藤新平記念館
 後藤新平顕彰会
 須賀川後藤新平の会
 市民まちづくり 風の会

資料
 後藤新平自身の言葉による「衛生の道」
 新潟 長野群馬三県巡回復命書――其三、新潟長野群馬三県習慣衛生ノ沿革 現代語訳・解説 鈴木一策
 自叙伝 原文校訂・現代語訳・解説 伏見岳人
  「日独学術接近論」  現代語訳・解説 楠木賢道
 後藤新平「衛生の道」関連の年譜と著作二十選 選・解説 春山明哲

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【出版案内】『狭山丘陵を守った男 -フィールドサイエンティスト廣井敏男の軌跡-』(2023年2月出版)

【出版案内】『狭山丘陵を守った男 -フィールドサイエンティスト廣井敏男の軌跡-』(2023年2月出版)

当研究センター所属 清水淳(客員研究員)の『狭山丘陵を守った男 -フィールドサイエンティスト廣井敏男の軌跡-』が 2023年2月けやき出版より刊行されました。

フィールドサイエンティスト・廣井敏男の環境思想の啓発と制度化の経緯をひも解く

1970年代から始まった、狭山丘陵の自然を守るための市民活動。その中心人物で、フィールドサイエンティスト・廣井敏男の「社会化された自然を守っていくことが重要」という環境思想に着目し、その思想の生成過程や思想の啓発、制度化の経緯を描いていく自然科学書。

Ⅰ章 生態学者からフィールドサイエンティストへ
1.フィールドサイエンティストという生き方
2.研究者への道
3.市民環境科学者の誕生
4.フィールドサイエンスからフィールド環境思想へ
5.「社会化された自然」の思索と体現

Ⅱ章 フィールドサイエンティストとしての日々
1.市民運動へのコミット
2.雑木林研究への決意
3.ライフワークの継承

Ⅲ章 未来に託された狭山丘陵
1.廣井敏男のレガシー
2.狭山丘陵の今

Ⅳ章 狭山丘陵からSATOYAMAへ
1.フィールドサイエンティスト廣井敏男の人生
2.二一世紀のSATOYAMAへの示唆

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【出版案内】『江戸東京の用水と水車が担う都市の近代化』(2023年2月刊行)

【出版案内】『江戸東京の用水と水車が担う都市の近代化』(2023年2月刊行)

当研究センター所属 高村雅彦が監修した
『江戸東京の用水と水車が担う都市の近代化』が正文社より刊行されました。

『江戸東京の用水と水車が担う都市の近代化』
高村雅彦 監修
出版社:正文社
刊行日:2023年2月

書籍の詳細はこちらを参照ください。

【出版案内】『東京水辺散歩 ~水の都の地形と時の堆積をめぐる』(2022年10月27日出版)

【出版案内】『東京水辺散歩 ~水の都の地形と時の堆積をめぐる』(2022年10月27日出版)

当研究センター所属 陣内秀信が編著に関わった
『東京水辺散歩 ~水の都の地形と時の堆積をめぐる』が 技術評論社 より刊行されました。

『東京水辺散歩 ~水の都の地形と時の堆積をめぐる』
陣内秀信,松田法子,齋藤彰英 著
出版社:技術評論社
発売日:2022年10月27日(紙版)
    2022年10月25日(電子版)
価格 :2200円(税込)

—–内容(技術評論社Webサイトより引用)—–

「ブラタモリ」でもおなじみ!
陣内秀信先生,松田法子先生らが案内する魅惑のTOKYOガイド

東京は凸凹地形であると同時に,水都ととも表現されるように,水との関わりが深い都市です。

江戸時代には水路が江戸市街を縦横に走り,人々は舟を日常の交通手段や輸送手段として活用していました。多くの水路は高度成長期に埋め立てられてしまいましたが,その痕跡は今も街のいたるところに残っています。

また,意外と知られていませんが,東京には今もあちこちに湧水が存在しています。水の湧く場所は古くから人が活用してきた場所でもあり,古代より人の生活の場所でもありました。

本書では,東京の隠れた魅力である水辺に注目し,都心・下町のエリアはもちろん,巨大都市の西側に広がる山の手,さらにその外側の武蔵野台地,そして多摩地域にまで意識を拡大し,時空を超えて,東京に潜む「水の空間」のユニークな姿とその面白さを描き出そうと目論んでいます。表層的な部分だけでなく,その下に埋もれた地層や,湧水地のもつ本来の意義から都市の生態系を考察していく,アタマとカラダで楽しむお散歩ガイドブックです。

書籍の詳細は こちら を参照ください。

【出版案内】『トスカーナ・オルチャ渓谷のテリトーリオ 都市と田園の風景を読む』(2022年9月出版)

当研究センター所属の陣内秀信( 法政大学 特任教授)・樋渡彩(法政大学エコ地域デザイン研究センター客員研究員)・Matteo Dario Paolucci (法政大学エコ地域デザイン研究センター客員研究員)他編著 
『トスカーナ・オルチャ渓谷のテリトーリオ 都市と田園の風景を読む』が 2022年9月 古小烏舎 より出版されました。

書籍の詳細は こちら からご覧いただけます。

2021年度報告書を刊行いたしました

2021年度報告書を刊行いたしました

目次

はじめに

1 プロジェクト報告
テリトーリオプロジェクト
 府中玉川プロジェクト
 潟プロジェクト
 瀬戸内プロジェクト
 佐原域学連携プロジェクト
東京都心プロジェクト
 外濠市民塾
 千代田学事業-千代田区における外部空間のニューノーマル-

2 関連研究(2020年度報告会より)
 Wi-Fiパケットセンサを用いた日比谷公園周辺の交通流動調査
 道路空間の利活用-コロナ前後の社会実験の比較-
 玉川上水と近代化―水車動力がもたらすもの-
 近代化における江戸東京の水車-都市の発展と水路に生まれた生活空間-
 江戸・明治期における越後平野西部テリトーリオに関する研究
 狭山丘陵「北川」と市民活動の軌跡―里川保全と里山保全の共時的発展から連環へ―

3 テリトーリオの展開「実践者とのクロストーク」(2020年度報告会第2部)
 尾道の空き家・空き地を活かす
 あわらテリトーリオ 大地の恵みと女将ネットワークが未来をつくる
 みなとまち新潟・進化する日和山(12.3m)物語
 山の暮らしのアップデート
 ディスカッション

4 講演記録「今、真の都市再生とは?-自然・歴史・コモンズの視点から」
 第46回法政大学院まちづくり都市政策セミナー基調講演

5 研究業績
 研究業績

6 活動報告
 活動報告

法政大学エコ地域デザイン研究センター メンバー

【メディア掲載】韓国の伝統的家屋建築・韓屋の魅力を日本で紹介(朴 賛弼)(掲載日2022年3月25日)

【メディア掲載】韓国の伝統的家屋建築・韓屋の魅力を日本で紹介(朴 賛弼)(掲載日2022年3月25日)

2022年3月10日に法政大学出版局から書籍『韓屋(ハンオク)と伝統集落 ―韓国の暮らしの原風景』を出版した朴賛弼・法政大学デザイン工学部建築学科専任教員が東洋経済日報紙(2022年3月25日)に「オンドルとマルが特徴の「韓屋」」と題する記事を寄稿しました。

記事の冒頭は,以下の新聞社ウェブサイトにてお読みいただけます。

http://www.toyo-keizai.co.jp/news/culture/2022/post_8807.php