【出版案内】『東京水辺散歩 ~水の都の地形と時の堆積をめぐる』(2022年10月27日出版)

当研究センター所属 陣内秀信が編著に関わった
『東京水辺散歩 ~水の都の地形と時の堆積をめぐる』が 技術評論社 より刊行されました。

『東京水辺散歩 ~水の都の地形と時の堆積をめぐる』
陣内秀信,松田法子,齋藤彰英 著
出版社:技術評論社
発売日:2022年10月27日(紙版)
    2022年10月25日(電子版)
価格 :2200円(税込)

—–内容(技術評論社Webサイトより引用)—–

「ブラタモリ」でもおなじみ!
陣内秀信先生,松田法子先生らが案内する魅惑のTOKYOガイド

東京は凸凹地形であると同時に,水都ととも表現されるように,水との関わりが深い都市です。

江戸時代には水路が江戸市街を縦横に走り,人々は舟を日常の交通手段や輸送手段として活用していました。多くの水路は高度成長期に埋め立てられてしまいましたが,その痕跡は今も街のいたるところに残っています。

また,意外と知られていませんが,東京には今もあちこちに湧水が存在しています。水の湧く場所は古くから人が活用してきた場所でもあり,古代より人の生活の場所でもありました。

本書では,東京の隠れた魅力である水辺に注目し,都心・下町のエリアはもちろん,巨大都市の西側に広がる山の手,さらにその外側の武蔵野台地,そして多摩地域にまで意識を拡大し,時空を超えて,東京に潜む「水の空間」のユニークな姿とその面白さを描き出そうと目論んでいます。表層的な部分だけでなく,その下に埋もれた地層や,湧水地のもつ本来の意義から都市の生態系を考察していく,アタマとカラダで楽しむお散歩ガイドブックです。

書籍の詳細は こちら を参照ください。