【開催告知】シンポジウム「江戸東京の史跡と都市空間」(「地理情報システムと名所の景観」プロジェクト主催)(開催日2024年10月19日(土))

江戸東京研究センターとの共催でシンポジウムを開催します。

 近年、東京都心のあちこちで大規模な再開発や高層ビル建設などが進み、 江戸以来の歴史の積み重ねを意識する機会が減ってきています。都市の価値はその都市に生きた人々が積み重ねてきた文化や伝統の厚みの上に成り立ちます。現在行われている社会経済活動もいずれは歴史となり、都市の価値の一部となっていきます。
 江戸から明治• 大正 • 昭和と続く激動の歴史のなかで、どのように人々は古いものを価値づけてきたのでしょうか。それを端的に表すのが史蹟/史跡という概念です。史蹟名勝天然紀念物保存法は、伝統的な人文• 自然景観の変容を背景として、歴史的要素を価値づける重要なもので、その思想は文化財保護法に引き継がれました。東京市• 東京府において、その動きはどのようなものだったのでしょうか。さらに、戦後に至って史跡や名勝はどのように保存• 活用されてきたのでしょうか。
 本シンポジウムでは、 近代から現代にかけての東京における史蹟/史跡保存の展開過程とその価値を振り返り、人々の歴史をめぐる意識が、東京の都市空間形成に果たした役割と成果を考えたいと思います。

■開催日時:2024年10月19日(土)13:00~17:30

■会場:法政大学 市ヶ谷田町校舎 5階 マルチメディアホール(東京都新宿区市谷田町2-33)
アクセスマップはこちら
※オンライン(Zoom)視聴もお選びいただけます。

■参加方法:事前申込制
会場参加、オンライン(Zoom)参加のいずれの場合も、事前申込が必要です。
こちらの申込フォームから2024年10月17日(木)までに申込んでください→https://x.gd/gpqfz
※入力いただいたメールアドレス宛に、Zoom接続情報を2024年10月18日(金)に送信します。メールアドレスの誤入力にお気をつけください。

■主催:法政大学江戸東京研究センター「地理情報システムと名所の景観」プロジェクト
 プロジェクト・リーダー  福井恒明、米家志乃布

共催:エコ地域デザイン研究センター

■参加費:無料


■プログラム——————————-
[ 趣旨説明 ]
 福井恒明(法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科教授/江戸東京研究センター「地理情報システムと名所の景観」プロジェクト・リーダー)

[ 基調講演 ]
ベックマンの東京計画  ―国会議事堂はなぜ、あの永田町の丘に建っているのか―
清水英範(日本測量協会会長/東京大学名誉教授)

[ 報告 ]
1.東京の史跡/史蹟と地域性
米家志乃布(法政大学文学部地理学科教授/江戸東京研究センター長兼「地理情報システムと名所の景観」プロジェクト・リーダー)

2.河井弥八と文化財保護行政
内藤一成(法政大学文学部史学科准教授/江戸東京研究センター 兼担研究員)

3.井下清と東京市公園行政の史蹟保存施策
齋藤智志(江戸東京研究センター 客員研究員)

4.地域資源としての江戸城外濠の活用
高道昌志(東京都立大学都市環境学部助教/江戸東京研究センター 客員研究員)

5.江戸史蹟の保存とその課題 ―浜離宮恩賜庭園を素材として―
根崎光男(法政大学名誉教授/江戸東京研究センター 客員研究員)

[ コメント ]
森田喬(法政大学名誉教授/元日本地図学会会長/江戸東京研究センター 客員研究員)

[ 全体討論 ]
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【開催告知】水都江戸東京シンポジウム「水都東京の近未来を考える」~テリトーリオの視点から~(開催日2024年7月25日(木))

【開催告知】水都江戸東京シンポジウム「水都東京の近未来を考える」~テリトーリオの視点から~(開催日2024年7月25日(木))

2024年7月25日(木)水都江戸東京シンポジウム「水都東京の近未来を考える」~テリトーリオの視点から~を、当研究センター主催で開催しますのでお知らせします。

「水の上の都市・東京」。その基本構造は江戸時代につくられ「水都江戸」が誕生した。だが、それを受け継いだはずの東京は、近代の大規模な都市開発、ライフスタイルの変化でその性格を大きく失い、さらに地球温暖化が危機的状況を迎え、都市環境を如何に存続できるかが今、問われている。東京の本来の特徴である「水都」としての地域構造、環境システムを深く掘り下げて理解し、その再生に向けての思想と手法を描く必要があろう。法政大学エコ地域デザイン研究センターの原点を振り返り、法政大学江戸東京研究センターにおける近未来への視点を踏まえて、「水都東京」の存続について考える。「水都東京エコヒストリー」(神谷博著書)の出版を機に近未来の東京サバイバルについて議論を交わしたい。

開催日時:2024年7月25日(木)13:30~17:45

会場:法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー26階スカイホール

■プログラム
13:30 開会
    司会進行/石神 隆(法政大学名誉教授)
    開会挨拶/高見 公雄(法政大学エコ地域デザイン研究センター長)予定
13:40 来賓挨拶/東京都 予定
13:45 基調講演/「東京の未来のための生命誌」中村桂子/JT生命誌研究所名誉館長
14:15 主題講演1/「2008年スペイン・サラゴサ水博出展の『水の都市東京(DVD)』を振り返る」
    森田 喬(法政大学 名誉教授)
14:45 主題講演2/「水都東京のエコヒストリーとサバイバル」
    神谷 博(法政大学エコ地域デザイン研究センター客員研究員)
15:15 休憩
15:30 講演1/「水都東京の基層~古代中世・武蔵国府からの景観」
    小野一之(府中市郷土の森博物館元館長)
15:50 講演2/「玉川上水の船溜と水車が果たす東京の近代化」髙村雅彦(法政大学教授)、
    照沼和佳奈、中釜英里香
16:10 講演3/「水都東京の原風景と音風景の在り方」鳥越けい子(青山学院大学名誉教授)
16:30 パネルディスカッション「近未来の潤い豊かな水都東京を目指して」
    コーディネーター:陣内秀信/「東京テリトーリオの近未来」
    パネリスト:森田、神谷、小野、高村、鳥越
17:45 閉会
18:00 交流会 BT25階スタッフルーム

主催:法政大学エコ地域デザイン研究センター
共催:法政大学江戸東京研究センター
協力:NPO雨水まちづくりサポート、みずとみどり研究会、国分寺名水と歴史的景観を守る会、
   多摩川流域懇談会、野川流域連絡会、全国水環境連絡会、 多摩川センター、
   崖線みどりの絆、あらかわ学会、エコロジー夢企画、新河岸川水系水環境連絡会
後援:国土交通省(予定)、東京都(申請中)、世田谷区(予定)
交流会:ボアソナード・タワー25階スタッフクラブ

参加費:無料
交流会参加費:5,000円

申込方法 : https://docs.google.com/forms/d/1GyXfDnI8XVUcNTT1Wb0db5ny-grslWhNBJ_vFDFHkys/viewform?edit_requested=true

詳細チラシ(画像)をご覧ください。

【開催告知】第15回外濠市民塾 ~路上で発見!わたしたちでつくる外濠新名所~

【開催告知】第15回外濠市民塾 ~路上で発見!わたしたちでつくる外濠新名所~

今回の外濠市民塾では、外濠の新たな魅力を発見し、オリジナルの新名所をつくるまちあるきとワークショップを開催します。ゲストに、路上観察家で著名な林丈二氏をお招きし、まちを歩き、見慣れた風景のなかに、おもしろさを発見する極意を学びます。本にもネットにも載っていない、世界でここにしかない外濠新名所を一緒に描いてみましょう。

■会 場:
     DNPプラザ2階 (東京都新宿区市谷田町1丁目14−1)

■日 時:
     2024年 6月1日(土)13時~17時  

■プログラム:
レクチャー:水辺の路上観察(講師:林丈二)
まちあるき:会場周辺
ワークショップ:外濠新名所の作成
※終了後、懇親会の開催を予定しています

■服装:当日はまちあるきを行いますので、歩きやすい服装でお越しください。

■定員:60名(先着順)

■主催:外濠市民塾

■参加方法: 下記QRコードより参加フォームへ記入
 https://forms.office.com/r/S1u4DsRRjs
(難しい場合のみsotobori.citizen@gmail.com宛に、お名前・ご連絡先をお送りください)

詳細(ちらし:PDF)はこちらをクリックしてダウンロードしてください。

【開催告知】第5回雨水基準制度シンポジウム「雨水法施行10年とグリーンインフラの進展」(開催日2024年5月17日(金))

【開催告知】第5回雨水基準制度シンポジウム「雨水法施行10年とグリーンインフラの進展」(開催日2024年5月17日(金))

当研究センター主催シンポジウム:第5回雨水基準制度シンポジウム「雨水法施行10年とグリーンインフラの進展」を法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワーにて開催いたします。

「水循環基本法」と「雨水の利用の推進に関する法律」(雨水法)が2014年に制定されて10年となりました。この間、地球環境は温暖化を通り越して「地球沸騰化」の時代と呼ばれる状況に悪化しています。世界中で豪雨や渇水が頻発し、対策としてグリーンインフラへの取り組みが加速しています。2030年を目標とする30by30の取り組みも始まっています。国土交通省では2021年に「流域治水プロジェクト」を提唱し、雨水への取り組みも官民問わず全ての主体が関わる課題となりました。民においてはオンサイト雨水対策及びグリーンインフラとしての「雨庭」に注目が集まっています。これに伴い、これまでの雨水タンクや貯留槽のあり方についても見直しが求められています。雨水活用は、雨水制御にとどまらず、生物多様性や脱炭素にも関わるグリーンインフラのキーアイテムとして再認識されています。しかし、雨水活用の技術的な基準や制度は依然として整っていません。如何に基準や制度などの仕組みを整えるか、その課題を洗い出し今後に向けた展望を描きたいと思います。

【日時】2024年5月17日(金) 14:00~17:30
【会場】法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階スカイホール
【開催方式】リモート併用

【開催者】
主催:法政大学エコ地域デザイン研究センター
   公益財団法人 雨水貯留浸透技術協会
   特定非営利活動法人 雨水まちづくりサポート
   一般社団法人 日本建築学会 あまみずのこれからを考える小委員会
後援:国土交通省

【参加費】無料

【参加方法】要事前申込:下記URLから申し込んでください。
申込先:https://x.gd/f3MDi

<プログラム>
【事前報告】Web上に動画を掲載 2024年5月1~17日
 状況報告:「雨水基準制度研究会のこれまでの活動」/屋井裕幸(雨水貯留浸透技術協会)
 世田谷区グリーンインフラガイドライン紹介動画

【シンポジウム】
14:00
主催者挨拶:エコ地域デザイン研究センター長
趣旨説明:神谷 博(法政大学エコ地域デザイン研究センター客員研究員/NPO雨水まちづくりサポート理事長)
来賓挨拶:国土交通省
基調講演:「熊本における雨庭の取り組み・2030by2030」島谷幸宏(熊本県立大学特別教授)

15:00
報告1:自治体分科会
  ①「世田谷区グリーンインフラガイドラインの策定」/世田谷区豪雨・下水道対策課
  ②「自分でもできる雨庭づくりの手引き」/世田谷トラストまちづくり
報告2:雨にわ分科会
  「雨庭の性能にかかわる調査研究」/屋井裕幸(雨水貯留浸透技術協会)
報告3:製品分科会
  「雨水タンク~雨庭システムについて」/岡田誠之(NPO雨水まちづくりサポート副理事長)

16:00
パネルディスカッション:「雨水活用の基準や制度を考える」
  話題提供:「雨のインフラはどうあるべきか」/古米弘明(東京大学名誉教授)
  パネリスト:古米、島谷、世田谷区、世田谷トラストまちづくり、屋井、岡田
  コーディネーター:神谷 博

17:25 閉会挨拶:日本建築学会
17:30 閉会
18:00 交流会 ボアソナード・タワー25階スタッフクラブ(予定)

<展示>
会場内にてパネル展示
雨水関連及びグリーインフラ関係のパンフレット等の展示、配布

++++++++++++++
【事務局】雨水基準制度研究会
連絡先:NPO雨水まちづくりサポート amemachi.supo@gmail,com
TEL 03‐6455‐4200 担当:神谷

詳細は こちら(フライヤー)を参照ください。

「2023年度報告書」を刊行いたしました

「2023年度報告書」を刊行いたしました

目 次

はじめに ・・・・・・ 1

1 プロジェクト報告
テリトーリオプロジェクト

武蔵野・多摩プロジェクト(神谷博)・・・・・・ 4
瀬戸内プロジェクト(樋渡彩(陣内秀信))・・・・・・ 12
斐伊川島根半島プロジェクト(高見公雄、堀川洋子)・・・・・・ 18
佐原域学連携プロジェクト(小島聡)・・・・・・ 26
江戸東京周辺プロジェクト(根崎光男、馬場憲一)・・・・・・ 28
東京都心プロジェクト
外濠市民塾(福井恒明) ・・・・・・30
千代田学事業―橋詰空間等を活用するウォーカブル滞留空間創出の検討と運営実験―(高見公雄) ・・・・・・32

2 関連研究(2022年度報告会第1部)
「市街地整備推進による自然・地形改変の経緯に関する研究-「水の郷日野」を中心に-」志村綾音 ・・・・・・36
「近世以降の佐原における地域構造の形成」志村遥奈・・・・・・ 42
「都市近郊型酪農と白牛酪~江戸の乳製品から学ぶ持続可能な酪農~」櫻井空斗・・・・・・ 48
「銭湯から考える「まちの継ぎかた」」栗生はるか ・・・・・・50
「隅田川かわてらす「ASAGE CAFE 浅草蔵前」」阿部彰 ・・・・・・54

3「アーバンとルーラルの対と融」(2022 年度報告会第 2 部)
イントロダクション:陣内秀信(法政大学特任教授) ・・・・・・58
「懐かしい未来に向けて~地域循環を取り戻す~」石神隆(法政大学名誉教授)・・・・・・ 63
「地域からの発信で活性化する~イタリアとあわら温泉の事例から~」小堀哲夫(法政大学デザイン工学部教授)・・・・・・ 71
ディスカッション:陣内秀信,木村純子,小島聡,根崎光男,石神隆,小堀哲夫 ・・・・・・75

4 基調講演録(第 47 回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー
「新たな地域主義の構想に向けて」(2022 年 12 月 17 日開催)より)
「石牟礼道子の世界と地域の未来~生命たちの賑わいを感じ取れるか?~」田中優子(法政大学名誉教授) ・・・・・・86

5 研究業績
研究業績 ・・・・・・118

6 活動報告
活動報告・・・・・・ 136

法政大学エコ地域デザイン研究センター メンバー ※2024 年 3 月現在 ・・・・・・ 138

【開催告知】国際シンポジウム「100年後の安心のためのTOKYO強靭化世界会議」が開催されます(2024年5月8日を中心として)

【開催告知】国際シンポジウム「100年後の安心のためのTOKYO強靭化世界会議」が開催されます(2024年5月8日を中心として)

当研究センターの所員が登壇する国際シンポジウム「100年後の安心のためのTOKYO強靭化世界会議」がイタリア文化会館にて2024年5月8日を中心として、5月7日(火)~5月9日(木)に開催されますのでお知らせします。


特に、2024年5月8日(開催場所:イタリア文化会館 10時開会)は、海外の専門家や東京都知事も参加する内容の濃いパネルディスカッションも行われ、当研究センターの特任教授 陣内秀信(じんない ひでのぶ)、客員研究員 樋渡彩(ひわたし あや)が登壇します。
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開催日:2024年5月8日(水)10~18時
会場:イタリア文化会館ホール
【参加費】無料
【事前申込制】https://x.gd/g0vjN
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国際シンポジウム内容詳細は こちら(実行委員会HP) を参照ください。
チラシはこちらからダウンロード可能です。

【開催告知】「玉川上水・分水網上下流連携総括シンポジウム」が開催されます(2023年7月19日)

【開催告知】「玉川上水・分水網上下流連携総括シンポジウム」が開催されます(2023年7月19日)

当研究センター所属研究員 福井恒明(法政大学デザイン工学部教授)が係るイベント「玉川上水・分水網上下流連携総括シンポジウム」が 銀座ブロッサム中央会館 ホール にて2023年7月19日開催されますのでお知らせします。江戸東京研究センター特任教授/法政大学前総長 田中優子 も出演します。

【講演日時】令和 5 (2023)年 7 月 19 日(水)14 時から(17 時終了予定)
【会場】銀座ブロッサム中央会館 ホール (住所:東京都中央区銀座 2-15-6 電話:03-3542-8585)

【プログラム】
基調講演1「江戸文化と玉川上水」法政大学前総長 田中 優子
基調講演2「江戸・東京の水まわり」作家 門井 慶喜
基調講演3「玉川上水上下流を中心とした東京の水循環」中央大学研究開発機構教授 山田 正
 ~休憩~
パネルディスカッション
 通水実現に向けての展望「夢のある東京の水辺づくり」
 パネリスト:沿川市区長(調整中)
 コーディネーター:水文・水資源学会長 沖 大幹(東京大学教授)

【主催】玉川上水・分水網を生かした水循環都市東京連絡会
【共催(予定)】中央区、日本橋水辺再生研究会、外濠再生懇談会、玉川上水ネット他
【後援(予定)】東京都、沿川市区、国土交通省、内閣官房水循環政策本部事務局他

詳細はこちら(フライヤー)をご覧ください。

【開催告知】「イタリア都市史研究への挑戦-その軌跡と展望」シンポジウムが開催されます(2023年7月7日)

【開催告知】「イタリア都市史研究への挑戦-その軌跡と展望」シンポジウムが開催されます(2023年7月7日)

当研究センター所属研究員が参加するシンポジウム「イタリア都市史研究への挑戦-その軌跡と展望」が イタリア文化会館 にて2023年7月7日開催されますのでお知らせします。

■Program
 【総合司会】伊藤毅
ご挨拶:シルヴァーナ・デマイオ(イタリア文化会館館長)13.00‐13.05
趣旨説明:野口昌夫 13.05‐13.35
研究の軌跡と展望: 13.35‐16.50
   I 古代と中世   黒田泰介「ルッカ:スポリア、再利用、そしてレスタウロ」
             片山伸也「シエナの壁からポルティコの町へ ─ 建築と都市の境界」 
   II ルネッサンス  赤松加寿江「近世フィレンツェの祝祭からみた ふるまいの空間・領域・景観」
            青木香代子「近世ヴェネツィアにおける社会的変革と都市空間」
   III 近代     會田涼子「歴史的都市フィレンツェの近代化とその後」
            樋渡 彩「19 世紀から 20 世紀初頭におけるヴェネツィアの空間構造の変化」 
   IV テリトーリオ 植田 曉「構造的に読むオルチャ渓谷のテリトーリオ」
            稲益祐太「プーリアの建築・都市・テリトーリオの空間史」
            福村任生「文化的景観としてのアゾロ」
休憩  16.50-17.00
対談 陣内秀信 × 野口昌夫  司会=伊藤毅 17.00-18.00

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開催日:2023年7月7日(金)13~18時
会場:イタリア文化会館ホール
【参加費】無料
【事前申込制】https://iictokyobooking.net/rsv/6206/
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詳細はこちら(フライヤー)をご覧ください。

【開催告知】第4回雨水基準制度シンポジウム「雨水活用の現状と基準や制度を考える」~グリーンインフラの進展を見据えて~を開催します(2023年5月17日)

【開催告知】第4回雨水基準制度シンポジウム「雨水活用の現状と基準や制度を考える」~グリーンインフラの進展を見据えて~を開催します(2023年5月17日)

きたる2023年5月17日(水)開催の第4回雨水基準制度シンポジウム「雨水活用の現状と基準や制度を考える」~グリーンインフラの進展を見据えて~ を、当研究センターが主催致しますのでお知らせします。

「水循環基本法」と「雨水の利用の推進に関する法律」(雨水法)が2014年に制定されて9年が経ちました。この間、地球温暖化に伴い「極端気象」と呼ばれような状況が加速しています。雨の降り方も、豪雨や渇水が世界的に頻発するようになり、日本でも「グリーンインフラ」が2021年に国策化され、同年に「流域治水プロジェクト」が始まりました。今や全ての人々が雨水制御や生物多様性に関わることが求められています。雨水との関りにおいて、その仕組みを整えることは大事ですが、技術的な基準や推進のための制度などはまだ整っていません。どのような基準や制度などの仕組みを整えるべきか、その課題について議論を交わしたいと思います。

開催日時:2023年5月17日(水)10:00~17:00

会場:法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー26階

■Program
10:00 開会
 【主催者挨拶・趣旨説明】雨水基準制度研究会
         【挨拶】国土交通省
 【基調講演】
   講演1:「NbS(自然を基盤とした解決策)としての雨庭都市を目指して」
      /森本幸裕(京都大学名誉教授)
   講演2:「水循環の改善と雨水活用の役割(仮題)」
      /榊原 隆(八千代エンジニヤリング統括技師長)
12:00~13:30 昼食及び展示セッション
13:30
 【報告1】自治体分科会「京都市における雨庭の取り組み」*リモート講演
      /豊田幸宏(京都市建設局みどり政策推進室)
 【報告2】雨にわ分科会「誰でもできる雨庭づくりWS」
      /角屋ゆず(世田谷トラストまちづくりセンター主任)
 【報告3】製品分科会
      /「雨水循環型壁面緑化システム」大林修一((株)プラネット代表取締役)
15:50 休憩
16:00
 【パネルディスカッション】「雨水活用の現状と基準や制度を考える」
  パネリスト:報告登壇者 及び 屋井裕幸(雨水貯留浸透技術協会常務理事)
  コーディネーター:神谷 博(NPO雨水まちづくりサポート理事長,法政大学エコ地域デザイン研究センターおよび江戸東京研究センター客員研究員)

主催:法政大学エコ地域デザイン研究センター
   公益社団法人雨水貯留浸透技術協会
   特定非営利活動法人雨水まちづくりサポート
   日本建築学会あまみずのこれからを考える小委員会
後援:国土交通省

参加費:無料
要申込:https://forms.gle/TdBAZ8k7cfJTu5fU6

詳細はチラシ(画像)をご覧ください。

「令和4年度 千代田学事業研究成果報告書」 を刊行しました

「千代田学」事業とは…
東京都千代田区は、千代田区内にある短期大学、大学、大学院等の研究機関が千代田区の様々な事象を多様な切り口で調査・研究することを「千代田学」事業と名付け、その定着と発展、また、各学校が区及び地域と連携を図ることを目指して、事業経費の一部を補助しています。

 2022(令和4)年度「千代田学」事業に、法政大学エコ地域デザイン研究センター(法政大学デザイン工学部建築学科)岩佐明彦教授が応募した以下の事業が千代田区に採択されました。

【事業名】社会的包摂と場所愛着からみた千代田区内の着座空間評価

【研究代表者】岩佐 明彦(イワサ アキヒコ)
法政大学エコ地域デザイン研究センター 兼担研究員(応募時はセンター長)/法政大学デザイン工学部建築学科 教授

【事業実施期間】2022(令和4)年4月1日から2023(令和5)年3月31日まで(1年間)


目次はこちら「令和4年度 千代田学事業研究成果報告書 社会的包摂と場所愛着からみた千代田区内の着座空間評価」からご覧いただけます。