【開催告知】シンポジウム「玉川をめぐる名水と歴史と景観」(2021年8月28日)(※要申込・無料)※終了

【開催告知】シンポジウム「玉川をめぐる名水と歴史と景観」(2021年8月28日)(※要申込・無料)※終了

2020年7月、法政大学江戸東京研究センター及び法政大学エコ地域デザイン研究センターから「中世武蔵国絵図」を発行しました。江戸時代の基層としての中世を研究するプロジェクトの一環です。絵図作成にあたっては、時代区分として中世の初期から太田道灌が江戸城を築城した頃までとし、秩父平氏が武蔵国に広がる時代を取り上げました。水系と道に着目し、自然基盤構造と歴史を重ねて読み解くエコヒストリーの手法を用い、武蔵國を中心に関八州を描きました。シンポジウムでは、国府府中を流れる玉川に着目し、現代につながる歴史的景観を探ってみたいと思います。

◆日時:2021年8月28日(土)14時~16時
◆開催方式:オンライン方式(Zoom)
◆事前申込が必要です。
 事前申込はこちら→  https://forms.gle/SSD398ZEmrW9eDXi7
 申込締切 : 2021年8月27日(金)午前 9:00

 
 ※ 事前申込者のうち ご希望の方 先着100名様に「中世武蔵国絵図」を贈呈します ※終了
  【絵図郵送希望の〆切 : 2021年8月20日(金)13:00】
 ※「中世武蔵国絵図」は こちらからもご覧いただけます
   → https://edotokyo.hosei.ac.jp/news/news/news-20201009172749


◆プログラム
第一部    <事前配信>(YouTube動画限定公開:申込者は2021年8月21日以降視聴可能)
 「中世武蔵国絵図」の解説(神谷 博 特別講義 続編)
・名水と歴史的景観の保全をめぐって(15分)
・中世武蔵国絵図の解説 (25 分)
・玉川源流の伝承:畠山重忠と玉姫の物語 (15分)
・玉姫神楽公演 (10分)

第二部    <ライブ配信>2021年8月28日(土)14:00~16:00
パネルディスカッション(120分)
「中世武蔵國における玉川と国府・国分寺」~歴史的景観と伝承をめぐって~
話題提供と意見交換
[ 登壇者 ]:
小野 一之(大東文化大学非常勤講師)「古代と中世/多摩川と玉川」
依田 亮一(国分寺市教育委員会)「恋ヶ窪の中世遺跡と畠山重忠伝承」
神谷 博(法政大学江戸東京研究センター/エコ地域デザイン研究センター 客員研究員)「武蔵野景観考」


主催:法政大学江戸東京研究センター、法政大学エコ地域デザイン研究センター
共催:国分寺名水と歴史的景観を守る会
後援:多摩川流域懇談会、野川流域連絡会、みずとみどり研究会、多摩川センター

フライヤーのダウンロードはこちら

【開催報告】第二回気候変動と雨水活用シンポジウム「雨水活用の普及と基準や制度を考える」

【開催報告】第二回気候変動と雨水活用シンポジウム「雨水活用の普及と基準や制度を考える」

2021年5月13(木)、第二回気候変動と雨水活用シンポジウム「雨水活用の普及と基準や制度を考える」を開催した。主催は、昨年と同じく、法政大学エコ地域デザイン研究センター、一般社団法人日本建築学会あまみず普及小委員会、公益社団法人雨水貯留浸透技術協会、特定非営利活動法人雨水まちづくりサポートの4団体に雨水基準制度研究会を加えた5団体による共催で実施された。シンポジウムの会場は、当初、日比谷図書文化館大ホールにて開催予定であったが、コロナ禍のなか緊急事態宣言を受けて完全リモート方式に変更した。

【シンポジウム】

シンポジウムはZOOMウェビナー方式で行われ、参加登録者は270名で、開催中の最大参加数は250名であった。予想より多く、地域も全国からの参加があった。昨年の第一回の際は130名ほどの参加者数であったが、大きく増えた要因としては、リモート方式にしたこともあるが、この1年で気候非常事態宣言やグリーインフラの盛り上がり、流域治水プロジェクトなど、国策レベルでの雨水を取り巻く社会情勢が大きく変化したことによる関心の高まりがあったと感じられた。

リモート方式としたことで、シンポジウムの構成を二部に分け、第一部は事前動画配信とした。第二部はパネルディスカッションを主としてコンパクトに納めた。リモートによる一般参加者はQ&Aで議論に参加することとした。

 <事前収録・事前配信>

挨拶:国土交通省水資源部水資源政策課長 藤川眞行 

開催趣旨説明:NPO雨水まちづくりサポート理事長 神谷 博

基調講演1:「気候変動を踏まえた都市浸水対策と雨水の活用」/古米弘明(東京大学教授)

基調講演2:「ドイツにおける気候変動適応策とSDGsの動向」/ パスカル・グードルフ氏(ECOS JAPAN

西日本事務所代表)

特別報告:「欧州における雨水活用規格の動向」/小川幸正(NPO雨水まちづくりサポート副理事長)

報告1「雨水活用の計画と設計」/向山雅之(竹中工務店)

報告2「雨水活用の水量と水質」/岡田誠之(東北文化学園大学名誉教授)

報告3「雨水活用の製品技術」/屋井裕幸(雨水貯留浸透技術協会常務理事)

<当日会場報告>

  趣旨説明/神谷 博(NPO雨水まちづくりサポート理事長)

報告要旨1「雨水活用の計画と設計」/向山雅之(竹中工務店)

報告要旨2「雨水の水量と水質」/岡田誠之(東北文化学園大学名誉教授)

報告要旨3「雨水の製品技術」/屋井裕幸(雨水貯留浸透技術協会常務理事)

  パネルディスカッション/「雨水基準・制度の目指す方向性」

登壇者:向山雅之、岡田誠之、屋井裕幸

   コメンテーター:古米弘明、パスカル・グードルフ、小川幸正、村川三郎、笠井利浩、福岡孝則

   コーディネーター:神谷 博

【成果】

シンポジウムの構成を二部に分けたことにより、第二部のパネルディスカッションを主として議論を深めることができた。登壇者以外の参加者もQ&Aで議論に参加し、活発な意見交換を行うことができた。この1年の活動で準備した「雨水活用の手引き」(素案)を示し、意見を求めるとともに、シンポジウム後に始める第2期の雨水基準制度研究会への参加を呼び掛けた。また、登録時と終了後にアンケートを実施し、第二期の活動に向けた準備を整えることができた。こうした活動により、雨水活用の民間基準を整え、自治体の雨水施策の制度整備に寄与していく。

【お知らせ】第12回外濠市民塾オンラインレクチャー「“濠”で囲まれた日本の都市」(2021年5月21日)★参加自由★

【お知らせ】第12回外濠市民塾オンラインレクチャー「“濠”で囲まれた日本の都市」(2021年5月21日)★参加自由★

下記ご案内いたします。ZOOMによるオンライン開催となります。ふるってご参加ください。

第12回外濠市民塾 オンラインレクチャー

『”濠”で囲まれた日本の都市・・・”外濠”の原景を探る

講師 : 伊藤裕久(東京理科大学教授)
日時 : 2021年5月21日(金) 18:00 – 19:30
会場 : ZOOMミーティングによるオンライン開催

参加方法 : 
事前にパソコン・タブレット・スマホ等にZOOMをインストールしてください。
開催時間が近づきましたらミーティングIDとパスコードを入力してご参加ください。
事前申し込みは不要です。

ミーティングIDとパスコードなどの詳細はこちら(外濠市民塾ウェブサイト)またはご案内PDFをご覧ください。

主催:外濠市民塾実行委員会


運営協力:法政大学エコ地域デザイン研究センター/法政大学江戸東京研究センター/東京理科大学外濠及び神楽坂地域調査研究推進室/日本大学理工学部まちづくり工学科歴史まちづくり研究室/東京都立大学大学院都市政策科学域 外濠研究チーム/中央大学理工学部都市環境学科河川・水文研究室/三輪田学園/大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所/新宿区立四谷図書館/電通tempo

【メディア掲載】イタリア全国紙に陣内秀信特任研究員についての記事が掲載されました

【メディア掲載】イタリア全国紙に陣内秀信特任研究員についての記事が掲載されました

エコ地域デザイン研究センター特任研究員 陣内秀信先生について、イタリアのIl Sole 24 Ore紙に記事が掲載されました。


Città sull’acqua e antichi borghi: la stretta affinità tra la dolce Italia e il mio Giappone
(水上の都市と古き小さな村々:甘美なイタリアとわたしの日本の密接な親和性)

※上記記事のGoogle翻訳はこちら
(Googleによる自動翻訳のため、一部「水都学」が「吹奏楽」「水田学」になる部分がございます。ご容赦ください。)

1970年代、先生とイタリアとの出会いから、建築史家として関心を寄せてきたテリトーリオや水都、また、空間人類学のアプローチやイタリアと日本の比較研究の重要性など、陣内先生のご研究の展開を詳細に取材いただいています。

【お知らせ】第二回 気候変動と雨水活用シンポジウム(2021年5月13日)

【お知らせ】第二回 気候変動と雨水活用シンポジウム(2021年5月13日)

下記シンポジウムが開催されますのでご案内いたします。エコ研より神谷博客員研究員が参加しております。

お申し込み・詳細はこちら(外部サイトが開きます)

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2020年度報告書を刊行いたしました

2020年度報告書を刊行いたしました

目次/Contents

はじめに
目次
1 プロジェクト報告
テリトーリオプロジェクト
【府中玉川】府中玉川プロジェクト報告
【瀬戸内】肱川流域における産業の発展と結びついた空間構造について
【潟】潟プロジェクト
東京都心プロジェクト
【外濠市民塾】変化の時代に地域とつながり、外濠を使いこなす
 -外濠市民塾活動報告
【千代田学】千代田学事業 -内濠地域におけるアドホックな賑わいの可視化
方法論プロジェクト
コモンズの再生

2 関連研究
造船業からみた港町 ―牛窓を中心とした瀬戸内テリトーリオ―

3 今後の活動に向けて
2019 年度活動報告会 開催概要
第一部 研究発表
第二部 ディスカッション「テリトーリオの理論と実践の展開」

4 研究業績
研究業績

5 活動報告
活動報告
法政大学エコ地域デザイン研究センター メンバー

【お知らせ】書籍掲載図版訂正(2020年12月4日)

【お知らせ】書籍掲載図版訂正(2020年12月4日)

以下の書籍に掲載されている図版に訂正がございます。

・『外濠−江戸東京の水回廊』(2012年4月 鹿島出版会)
  P24 図1外濠内濠断面構成
http://www.kajima-publishing.co.jp/seigo/sotobori.pdf

・『水都学 III 特集 東京首都圏 水のテリトーリオ』(2015年 法政大学出版局)
  P.45 図 12「内堀・外濠断面図」図版
https://www.h-up.com/wp/wp-content/uploads/2020/12/52ebfeb40bcbdaf52280ef7fb54750b1-1.pdf

誤りがありましたこと、関係者並びに本をお読みくださっているみなさまにお詫び申し上げます。

【お知らせ】神谷博 特別講義「環境生態学」開催いたします(2020年11月11日)

【お知らせ】神谷博 特別講義「環境生態学」開催いたします(2020年11月11日)

※2020/11/26 更新
当日の模様はこちら→★からご覧いただけます

この3月をもちまして,神谷 博 先生 が 法政大学 兼任講師(デザイン工学部)を定年退職となりました。

当初予定をしていた、最後の講義と、長年取り組んでこられた府中玉川研究のまとめのシンポジウム同時開催は,コロナ禍により断念しました。
最後の講義については、下記の通り大学外の会場にて開催をいたします。コロナ対策のため少ない席数になっておりますが、どうぞご参加ください。

なお、講義につきましては翌日以降の動画配信を予定しております(こちらのサイトでご案内いたします)
神谷博先生は、引き続き、エコ地域デザイン研究センターおよび江戸東京研究センターの客員研究員として在籍いたします。

◆開催日:2020年11月11日(水)18:30~20:30
◆会場:千代田区立日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール大ホール
◆参加費:無料
◆一般参加定員:50名(会場定員207名のホールですが、参加人数を限らせていただきます)

※事前申込制・先着順
◆申込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/1QMK1Jq9T-sShTXgExHiXWXPn7AH4GVFVVFQFHkrxNoU/edit

挨拶:陣内秀信(法政大学特任教授)
環境生態学特別講義:「サバイバルエコロジー」神谷博(法政大学客員研究員)
ゲスト対談:「人新世を見据えて」糸長浩司(日本大学特任教授)

【本件に関するお問合せ先】神谷 博  suikei@jcom.zaq.ne.jp

主催:法政大学 エコ地域デザイン研究センター
共催:法政大学 江戸東京研究センターデザイン工学部建築学科

【記事掲載】「水車の時代を想う:一定の強さ持つ重要な動力 流域の産業・文化を形成」

【記事掲載】「水車の時代を想う:一定の強さ持つ重要な動力 流域の産業・文化を形成」

「水車の時代を想う:一定の強さ持つ重要な動力 流域の産業・文化を形成」(公明新聞 2020年6月27日号)

日本全国各地で「水車」によって発展した地域産業を紹介しながら、近世以降の動力の変化と二十世紀の国土の変貌、自然と共生する次の時代に向けたヒントについて、石神隆客員研究員(法政大学名誉教授)が執筆しています。
【お知らせ】「玉川源流物語」がYouTubeで公開されました。

【お知らせ】「玉川源流物語」がYouTubeで公開されました。

「府中・玉川プロジェクト 玉姫神楽づくり」の活動記録映像です。

 

多摩川はかつて玉川と呼ばれていました。 その語源となったという玉姫の物語。 鎌倉時代からの伝承が源流の小菅村に残っています。 玉姫は源頼朝の御家人である畠山重忠の娘とされています。 武士の鑑とたたえられた重忠は陰謀によって斃れ、 討手から逃れた幼い玉姫も玉川源流の池の平で命を絶った。 想い合うお供の大青とともに。 二人は大蛇と狼に化身し、山の神として村人に祀られた。 この山の神に捧げる神楽をつくり玉川の物語を語り継ぐこととした。