【メディア掲載】イタリア全国紙に陣内秀信特任研究員についての記事が掲載されました

【メディア掲載】イタリア全国紙に陣内秀信特任研究員についての記事が掲載されました

エコ地域デザイン研究センター特任研究員 陣内秀信先生について、イタリアのIl Sole 24 Ore紙に記事が掲載されました。


Città sull’acqua e antichi borghi: la stretta affinità tra la dolce Italia e il mio Giappone
(水上の都市と古き小さな村々:甘美なイタリアとわたしの日本の密接な親和性)

※上記記事のGoogle翻訳はこちら
(Googleによる自動翻訳のため、一部「水都学」が「吹奏楽」「水田学」になる部分がございます。ご容赦ください。)

1970年代、先生とイタリアとの出会いから、建築史家として関心を寄せてきたテリトーリオや水都、また、空間人類学のアプローチやイタリアと日本の比較研究の重要性など、陣内先生のご研究の展開を詳細に取材いただいています。

【お知らせ】2020年度報告会を開催します(2021年2月25日)

【お知らせ】2020年度報告会を開催します(2021年2月25日)

法政大学エコ地域研究センターでは以下の通り恒例の年度報告会を行います。

Covid-19流行を鑑みオンライン(ZOOM)による実施となりますが、オンラインの特性を活用し、全国の実践者にご参加頂くシンポジウムを第2部にて企画いたしました。研究員やその指導学生の研究成果の発表(第1部)と併せて皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2021年2月25日(木)13時〜
開催方法:オンライン(ZOOM)

     ★お申し込み時の連絡先に接続先URLをお送りします
申込方法:https://forms.gle/xTyLfuRqZPrHzUP29
主催:法政大学エコ地域デザイン研究センター
後援:総合資格学院

(プログラム)
13:00 
はじめに 岩佐明彦(法政大学デザイン工学部教授/センター長)
第1部 研究成果報告
・齊藤悠太(今井研):Wi-Fiパケットセンサを用いた日比谷公園周辺の交通流動調査
・田中麗子(岩佐研):道路空間の利活用 ―コロナ前後の社会実験の比較―
・武内洸樹(高村研):玉川上水と近代化  ―水車動力がもたらすものー 
・齋藤浩志郎(福井研):越後平野のテリトーリオ
・ディエゴ・コサ・フェルナンデス(客員研究員):
肱川流域における産業の発展と結びついた空間構造について
・清水淳(客員研究員、小島研):
狭山丘陵『北川』の里山保全運動 ―狭山丘陵全体の里山保全運動との連環―

15:45
第2部「テリトーリオの展開 実践者とのクロストーク」 
司会進行:岩佐明彦(上掲)
地域や流域の固有的な資源を活かした活動の実践者4名をオンラインでつなぎディスカッションする。
<登壇者>
◯豊田雅子(尾道空き家再生プロジェクト)「尾道の空き家・空き地を活かす」
尾道の空き家、空き地を活用するプロジェクトを実践。
http://www.onomichisaisei.com
◯藤田彩加(小堀哲夫建築設計事務所)「光風湯圃の宿」
福井県あわら温泉で計画中のべにや旅館を担当。
https://awara.co.jp
◯野内隆裕(新潟日和山五合目館長)「みなとまち新潟・進化する日和山(12.3m)物語」
新潟の舟運文化のシンボルである日和山を啓蒙するカフェを運営。地形、路地、寺町といった新潟湊町の魅力を発信する活動を実践。
http://www.hiyoriyama5.com
◯大滝ジュンコ(アーティスト、山熊田在住)「山の暮らしのアップデート」
新潟県最北部の集落に移住し、マタギ文化など伝統的な山の暮らしを継承しながらアップデートする活動を実践。
http://151cm.com/wp/

<コメンテーター>
陣内秀信(法政大学特任教授)
福井恒明(法政大学デザイン工学部教授)

18:30(予定) 閉会 福井恒明(上掲)

【お知らせ】書籍掲載図版訂正(2020年12月4日)

【お知らせ】書籍掲載図版訂正(2020年12月4日)

以下の書籍に掲載されている図版に訂正がございます。

・『外濠−江戸東京の水回廊』(2012年4月 鹿島出版会)
  P24 図1外濠内濠断面構成
http://www.kajima-publishing.co.jp/seigo/sotobori.pdf

・『水都学 III 特集 東京首都圏 水のテリトーリオ』(2015年 法政大学出版局)
  P.45 図 12「内堀・外濠断面図」図版
https://www.h-up.com/wp/wp-content/uploads/2020/12/52ebfeb40bcbdaf52280ef7fb54750b1-1.pdf

誤りがありましたこと、関係者並びに本をお読みくださっているみなさまにお詫び申し上げます。

【記事掲載】「水車の時代を想う:一定の強さ持つ重要な動力 流域の産業・文化を形成」

【記事掲載】「水車の時代を想う:一定の強さ持つ重要な動力 流域の産業・文化を形成」

「水車の時代を想う:一定の強さ持つ重要な動力 流域の産業・文化を形成」(公明新聞 2020年6月27日号)

日本全国各地で「水車」によって発展した地域産業を紹介しながら、近世以降の動力の変化と二十世紀の国土の変貌、自然と共生する次の時代に向けたヒントについて、石神隆客員研究員(法政大学名誉教授)が執筆しています。

【お知らせ】2019年度法政大学エコ地域デザイン研究センター 年度末報告会 を開催しました(2020年2月25日)

はじめに 福井恒明(法政大学デザイン工学部建築学科教授/センター長)

第1部
『テリトーリオ研究の展開――ヴェネツィアから瀬戸内へ』 樋渡 彩(近畿大学工学部建築学科講師)

『造船業からみた湊町 ー牛窓を中心とした瀬戸内テリトーリオー』
福地昂弥(法政大学大学院デザイン工学研究科建築学専攻 修士2年高村研究室) / コメント:陣内秀信(法政大学特任教授)

『フィールドサイエンティスト廣井敏男の環境思想と実践-狭山丘陵の里山保全運動の中心的存在-』 清水淳(エコ研客員研究員、北川かっぱの会代表) / コメント:小島聡(法政大学人間環境学部人間環境学科教授)

第2部 パネルディスカッション『テリトーリオの理論と実践の展開』
司会進行:福井恒明/岩佐明彦

・テリトーリオ概念の概要 / 福井恒明(法政大学デザイン工学部建築学科教授/センター長)
・ 低平地テリトーリオ(越後平野) 福井恒明+岩佐明彦(法政大学デザイン工学部建築学科 / 教授副センター長)
・ 瀬戸内テリトーリオ / 樋渡彩(近畿大学工学部建築学科講師)
・ 北関東地域:桐生地域で行った撚糸水車研究 / 堀尾作人(パシフィックコンサルタンツ㈱)
・ 天竜川のテリトーリオ(南信州~遠州)を探る / 石神隆(法政大学 名誉教授)
・ 斐伊川、島根半島地域の水辺とまち、浦、社   / 高見公雄(法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科教授)
・ 浜離島テリトーリオ/離島(新島)  / ⾦⾕匡高(法政大学建築学科教務助手)
・都市テリトーリオ(都心) / 福井恒明
・江戸周辺テリトーリオ / 根崎光男(法政大学人間環境学部 教授)
・江戸・東京と周辺地域  / 馬場憲一(法政大学名誉教授)

≪パネリスト≫
陣内秀信 (法政大学特任教授)
小島聡 (法政大学人間環境学部人間環境学科教授)
高村雅彦 (法政大学デザイン工学部建築学科教授)
栗生はるか  (法政大学建築学科教務助手)

閉会 岩佐明彦 法政大学デザイン工学部建築学科教授 副センター長 

【開催報告】2019年度法政大学エコ地域デザイン研究センター 年度末報告会を開催しました(2020年2月25日)

【開催報告】2019年度法政大学エコ地域デザイン研究センター 年度末報告会を開催しました(2020年2月25日)

はじめに 福井恒明(法政大学デザイン工学部建築学科教授/センター長)

第1部
  『テリトーリオ研究の展開――ヴェネツィアから瀬戸内へ』 樋渡 彩(近畿大学工学部建築学科講師)

  『造船業からみた湊町 ー牛窓を中心とした瀬戸内テリトーリオー』 福地昂弥(法政大学大学院デザイン工学研究科建築学専攻 修士2年高村研究室) /  コメント:陣内秀信(法政大学特任教授)

   『フィールドサイエンティスト廣井敏男の環境思想と実践-狭山丘陵の里山保全運動の中心的存在-』 清水淳(エコ研客員研究員、北川かっぱの会代表) /  コメント:小島聡(法政大学人間環境学部人間環境学科教授)



第2部 
 パネルディスカッション『テリトーリオの理論と実践の展開』
  司会進行:福井恒明/岩佐明彦
 ・テリトーリオ概念の概要 / 福井恒明(法政大学デザイン工学部建築学科教授/センター長)   
 ・低平地テリトーリオ(越後平野)  /  福井恒明+岩佐明彦(法政大学デザイン工学部建築学科 / 教授副センター長)
 ・瀬戸内テリトーリオ / 樋渡彩(近畿大学工学部建築学科講師)
 ・北関東地域:桐生地域で行った撚糸水車研究 / 堀尾作人(パシフィックコンサルタンツ㈱)
 ・天竜川のテリトーリオ(南信州~遠州)を探る / 石神隆(法政大学 名誉教授)
 ・ 斐伊川、島根半島地域の水辺とまち、浦、社  / 高見公雄(法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科教授) 
 ・浜 離島テリトーリオ/離島(新島)  / ⾦⾕匡高(法政大学建築学科教務助手)
 ・都市テリトーリオ(都心) / 福井恒明
 ・江戸周辺テリトーリオ / 根崎光男(法政大学人間環境学部 教授)
 ・江戸・東京と周辺地域  / 馬場憲一(法政大学名誉教授)

 ≪パネリスト≫
  陣内秀信         (法政大学特任教授)
  小島聡            (法政大学人間環境学部人間環境学科教授)
  高村雅彦         (法政大学デザイン工学部建築学科教授)
  栗生はるか   (法政大学建築学科教務助手)

閉会 岩佐明彦 法政大学デザイン工学部建築学科 / 教授副センター長 

 

  

  

   

15:15 

                            

 

 

17:30 (予定) 

【お知らせ】当研究員の論文が「建築討論(WEB)」に掲載されました。

【お知らせ】当研究員の論文が「建築討論(WEB)」に掲載されました。

「海路と陸路がつくる尾道のテリトーリオ」


[201911 特集:建築批評《尾道駅》ー地域の建築のための地域] Onomichi Territory made by route of sea & land

詳細はこちらをご覧ください。

建築討論
建築をめぐる幅広い批評的議論のプラットフォームを提供する日本建築学会のウェブマガジンです。

稲益祐太
いなますゆうた/東京都出身。久留米工業大学建築・設備工学科特任講師。専門はイタリア建築史・都市史。法政大学工学部建築学科卒業、イタリア・バーリ工科大学に留学。博士(工学)。



2019年度「千代田学」事業に本学から2件が採択されました。

2019年度「千代田学」事業に本学から2件が採択されました。

「千代田学」事業とは…

千代田区内にある短期大学、大学、大学院等の研究機関が千代田区の様々な事象を多様な切り口で調査・研究することを「千代田学」事業と名付け、その定着と発展、また、各学校が区及び地域と連携を図ることを目指して、事業経費の一部を補助するものです。

2019年度「千代田学」事業に本学から以下の2件が採択されました。

1.地域社会における地域循環バスの実態と今後の展開可能性-地域福祉交通「風ぐるま」の活用方法の検証-

(政策創造研究科:上山 肇 教授)

【概要】

千代田区の地域福祉交通「風ぐるま」に関する調査・研究を行い、利用実態(在住・在勤・通学の方々の意識調査等含む)を明らかにしながら今後の活用方法と展開の可能性について探る。

2.千代田区の地域史資料アーカイブ化の展開

(エコ地域デザイン研究センター(デザイン工学部):福井 恒明 教授)

【概要】

千代田区内の地域史に関する資料(古写真・絵画・絵はがき等の過去の地域の姿を確認できる資料や部分的な地図など)を収集し、出典、場所や年代、解釈についての情報を付加して整理し、法政大学の地域史資料アーカイブシステムに実装し、資料の閲覧性を高める。

事業実施期間

2019年4月1日から2020年3月31日まで(1年間)

【開催報告】「佐原『江戸優り』フォーラム」2019年3月9日

【開催報告】「佐原『江戸優り』フォーラム」2019年3月9日

2019年3月9日(土)、北総四都市江戸紀行活用協議会との共催により「佐原『江戸優り』フォーラム」が千葉県香取市佐原の与倉屋大土蔵にて開催されました。
参加者は約200名にのぼり、法政大学総長、江戸東京研究センター副センター長をはじめ、地元の郷土史研究家や大学の研究者などが登壇し、江戸と佐原のつながり、佐原の住民自治や佐原の未来などについて講演やパネルディスカッションを行いました。

エコ地域デザイン研究センター長 福井恒明

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 「江戸東京研究センター紹介」
福井恒明/江戸東京研究センター副センター長,エコ地域デザイン研究センター長

江戸東京研究センターの概要や研究活動内容について紹介。
2 「『江戸はネットワーク』再論」
田中優子/法政大学総長

江戸時代の水運、河岸の成り立ち、さらに水路流通の拠点であった佐原の特性にスポットを当て、
流通革命がもたらす「人」や「モノ」のネットワークが文化や技術の革新を生んでいた江戸時代の姿を、様々な図像資料を基に実証的に考察。
3 リレー講義「近世在方町佐原と伊能忠敬」
酒井右二/伊能忠敬翁顕彰会

近世の佐原の街の様子や、近在だけでなく近江など遠くからの入込商人も柔軟に受け入れていた佐原の住民組織体の形成、さらにその住民自治の礎をつくった伊能忠敬について、当時の地図や資料を具体的に提示しながら考察。
4 リレー講義「佐原の観光資源と住民自治」
小笠原永隆/帝京大学准教授

佐原の観光資源と魅力は、重層的な歴史文化の蓄積のみならず、近世から続く住民自治の特性が現在も受け継がれているためであるという考察が提示。
5 パネルディスカッション「佐原の現在と未来」
コーディネーター:小島聡(法政大学人間環境学部教授)
パネリスト:福井恒明(前出)酒井右二(前出)
コメンテーター:田中優子(前出)

基調講演やリレー講義で取り上げられた近世から現代にかけての佐原の姿をふまえた上で、これからの佐原の在り方について活発な意見交換。
「佐原と水の関係を水都という視点で今後強調していってはどうか」「佐原の魅力は来るたびに少しずつ変わり続けていることである」「佐原らしさを失わずに変わり続けるために守るべきものをどう定義していくべきか、祭りに象徴される強固な住民自治の精神がその役割を担っていくのではないか」「今後の日本が直面する地方自治の危機を乗り越えるヒントが佐原の自治の形にあるのではないか」「『変化しながら持続する自治力』を持つ地域としてこれからの日本のモデルになってほしい」