「用水のあるまち 東京都日野市・水の郷づくりのゆくえ」
多様性に富んだ地形に水田と用水路が広がり、樹林・湧水が点在するまち・日野は、都市化によって急速にその姿を変貌させてきた。本書は、かろうじて残された用水路を軸に、景観の保全をめぐる行政と市民の三十年余にわたる試みをあとづける。単なるノスタルジーとしてではなく、過去の営みを反省的に振り返り、現状をふまえて日野の未来を探る活動は、同様の課題を持つ多くの都市に示唆を与える。 目次 |
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