【開催報告】第13回外濠市民塾を開催しました(2021年7月21日)
2021年7月21日(水)、第13回外濠市民塾オンラインレクチャー「外濠150年―未完の都市計画公園としての外濠変遷―」を開催しました。前回に引き続きオンラインイベントとして開催しました。小藤田正夫さん(元元千代田区役所職員・NPO法人神田学会理事)にご講演いただき、福井恒明・法政大学教授(エコ研兼担研究員・江戸東京研究センター兼担研究員)の司会で進行しました。
小藤田さんは千代田区に関する膨大な古写真、古地図、図面、絵はがき等をお持ちです。今回はその中から外濠に関する資料を選んでご紹介いただきました。幕末から昭和戦前期を中心に、明治初期の外濠の状況、外濠を利用して甲武鉄道(現JR中央線)が敷設されていく様子、東京市(当時)による外濠公園計画の貴重な図面などをご紹介いただきました。その上で、現在の外濠をよりよくするためには行政上の管理の仕組みが複雑であることをご指摘いただきました。
参加者は主催者を含めて最大56名でした。
録画公開は終了いたしました。(2021/09/01)
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