きたる2023年5月17日(水)開催の第4回雨水基準制度シンポジウム「雨水活用の現状と基準や制度を考える」~グリーンインフラの進展を見据えて~ を、当研究センターが主催致しますのでお知らせします。
「水循環基本法」と「雨水の利用の推進に関する法律」(雨水法)が2014年に制定されて9年が経ちました。この間、地球温暖化に伴い「極端気象」と呼ばれような状況が加速しています。雨の降り方も、豪雨や渇水が世界的に頻発するようになり、日本でも「グリーンインフラ」が2021年に国策化され、同年に「流域治水プロジェクト」が始まりました。今や全ての人々が雨水制御や生物多様性に関わることが求められています。雨水との関りにおいて、その仕組みを整えることは大事ですが、技術的な基準や推進のための制度などはまだ整っていません。どのような基準や制度などの仕組みを整えるべきか、その課題について議論を交わしたいと思います。
開催日時:2023年5月17日(水)10:00~17:00
会場:法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー26階
■Program
10:00 開会
【主催者挨拶・趣旨説明】雨水基準制度研究会
【挨拶】国土交通省
【基調講演】
講演1:「NbS(自然を基盤とした解決策)としての雨庭都市を目指して」
/森本幸裕(京都大学名誉教授)
講演2:「水循環の改善と雨水活用の役割(仮題)」
/榊原 隆(八千代エンジニヤリング統括技師長)
12:00~13:30 昼食及び展示セッション
13:30
【報告1】自治体分科会「京都市における雨庭の取り組み」*リモート講演
/豊田幸宏(京都市建設局みどり政策推進室)
【報告2】雨にわ分科会「誰でもできる雨庭づくりWS」
/角屋ゆず(世田谷トラストまちづくりセンター主任)
【報告3】製品分科会
/「雨水循環型壁面緑化システム」大林修一((株)プラネット代表取締役)
15:50 休憩
16:00
【パネルディスカッション】「雨水活用の現状と基準や制度を考える」
パネリスト:報告登壇者 及び 屋井裕幸(雨水貯留浸透技術協会常務理事)
コーディネーター:神谷 博(NPO雨水まちづくりサポート理事長,法政大学エコ地域デザイン研究センターおよび江戸東京研究センター客員研究員)
主催:法政大学エコ地域デザイン研究センター
公益社団法人雨水貯留浸透技術協会
特定非営利活動法人雨水まちづくりサポート
日本建築学会あまみずのこれからを考える小委員会
後援:国土交通省
参加費:無料
要申込:https://forms.gle/TdBAZ8k7cfJTu5fU6
詳細はチラシ(画像)をご覧ください。