【開催報告】第14回外濠市民塾を開催しました

【開催報告】第14回外濠市民塾を開催しました(2021年10月27日)

 2021年10月27日(水)、外濠市民塾としては3回目のオンラインイベントとなる第14回外濠市民塾オンラインレクチャー「タイムトリップ・江戸から東京へ─千代田と江戸城外堀の風景─」を開催しました。後藤宏樹さん(元千代田区立日比谷図書文化館学芸員、早稲田大学人間総合研究センター研究員)にご講演いただき、福井恒明・法政大学教授(エコ地域デザイン研究センター兼担研究員・江戸東京研究センター兼担研究員)の司会で進行しました。

 後藤さんは江戸城の歴史について大変造詣が深く、千代田区立日比谷図書文化館で開催されている「日比谷図書文化館開館10周年記念特別展 タイムトリップ 江戸から東京へ ~資料で綴る千代田の風景~」(会期2021年10月22日〜12月19日)の監修をなさっています。今回は、江戸城外堀跡とはどのような史跡かを図面や写真と共にわかりやすくご紹介いただいたのち、千代田区・新宿区・港区が作成した「史跡 江戸城外堀跡保存管理計画(平成20年3月)」に記載されている外濠および周辺地域の価値と将来像、さらに外濠に関する遺構についてご説明いただきました。ご講演の最後には江戸城の全体の価値を伝えることの重要性と、そのために取り組んでいる活動についてもご紹介いただきました。

 参加者は主催者を含めて最大48名でした。

 なお,当日の録画を2021年11月末まで限定公開いたします。参加いただけなかった方はぜひご覧ください。※終了