【開催報告】第11回外濠市民塾を開催しました。(2020年11月29日)

2020年11月29日(日)、第11回外濠市民塾「『外濠BAR』おぼんカウンター作成」を開催しました。第10回外濠市民塾(2019年8月7日)以来、コロナ禍での活動見合わせを挟んで1年3ヶ月ぶりの開催となりました。今回は一般に公開するイベントは見合わせ、感染対策を行った上で学生スタッフ(法政大学・東京理科大学・日本大学・東京都立大学)と、三輪田学園の生徒さんによる内部活動として実施しました(会場:Lowp(ロウプ))。

タイトルにある「おぼんカウンター」とは、外濠公園の柵にもたれながら軽い飲食をするための木製の台のようなもので、使用するときだけ柵にひっかけて使えるようになっています。これらは学生が何度か試作した上で設計を行いました。今回は三輪田学園の生徒さんに「おぼんカウンター」をペイントしてもらい、さらに外濠公園のどこでこれを使うとよいかという場所探索のフィールドワークを実施しました。

福井恒明・法政大学教授による開会挨拶のあと、学生スタッフによる進行説明を行い、3グループにわかれ、事前に学生スタッフが作成した「おぼんカウンター」に思い思いのペイントを施しました。

きれいに塗られたカウンターを持って外濠公園にフィールドワークに向かい、どんな場所でカウンターを使いたいか、その場所からどんな風景が見えるか、などを話し合いました。

会場に戻ってフィールドワークの結果報告を行い、外濠をどのように使いこなしていきたいか、自由な意見交換を行いました。

最後に、吉田珠美・三輪田学園高等学校校長、高道昌志・東京都立大学助教(エコ研客員研究員)、郷田桃代・東京理科大学教授、福井恒明・法政大学教授(エコ研兼担研究員)による挨拶で終了しました。

第11回外濠市民塾報告書(公開版)はこちら