『みる・よむ・あるく 東京の歴史 1』

著者:陣内秀信(吉田伸之他と共編著)
発行日:2017年10月
発 行:吉川弘文館

多様な地形をもち、豊かな自然に彩られる東京。武蔵国府の設置、武士団の成長、小田原北条氏の支配。その下で営まれる人びとの暮らしや社会の動きに視点を置き、「東京の歴史」の舞台と、先史から戦国時代の歩みを描きます。

序章 歴史の舞台。そして原始から戦国時代へ…吉田伸之

地形と自然

はじめに…陣内秀信

関東山地と武蔵野台地…髙橋元貴

東京低地…髙橋元貴

東京湾…吉﨑雅規

河川…神谷 博

島嶼…谷口 榮

領域と地域

はじめに…吉田伸之

郡・郷・里・ムラ―ムラの成り立ち…湯浅治久

北条支配下の「領」と「江戸廻」…則竹雄一

御府内―江戸の範囲を決めるとき…西木浩一

多摩郡は神奈川県だった…岩橋清美

伊豆諸島と江戸・東京…谷口 榮)

原始古代・中世前期

はじめに…湯浅治久

原始古代の東京低地を探る…谷口 榮

多摩の古墳…深澤靖幸

古代中世の武蔵国府と府中…小野一之

中世武士江戸氏と江戸の湊…湯浅治久

発達する鎌倉街道…湯浅治久

室町・戦国期

はじめに…池 享

南北朝内乱と武蔵の武士たち…池 享

品川と東京湾―活発化する水陸交通…湯浅治久

太田道灌の活躍…則竹雄一

滝山城と八王子城―北条氏の重要支城…竹井英文

徳川家康はなぜ江戸に入ったのか…竹井英文

年表