三陸の浜に刻まれた集落空間の仕組みを読み解く~雄勝・女川・牡鹿の67浜を対象に調査を重ねて~


法政大学デザイン工学部建築学科岡本哲志研究室
2016年2月24日発行

目 次

はじめに ・・・・・ 4

目次 ・・・・・ 6

グラビア ・・・・・ 7

1. 雄勝・女川・牡鹿を対象にした三陸沿岸地域の東北における位置付け ・・・・・ 19
 1-1. 安部氏がバックボーンとなる古代・中世
 1-2. 文化と技術が流入する鎌倉・室町の時代
 1-3. 船が巡る海と川の近世
 1-4. 港湾に映しだされた近代
 1章注釈

2. 地形から見た三陸沿岸地域における浜の特色(牡鹿半島と雄勝半島を対象に) ・・・・・ 33
 2-1. 牡鹿半島の集落と地形
 2-2. 雄勝半島の海からの風景、空中からの風景
 2章注釈

3. 三陸沿岸の67浜における姓の分布とその特色 ・・・・・ 51
 3-1. 雄勝半島を中心とした15浜
 3-2. 女川湾を中心とした20浜
 3-3. 牡鹿半島南部(旧牡鹿町)の17浜
 3-4. 牡鹿半島北部(旧萩浜村)の15浜
 3章注釈

4.雄勝・女川・牡鹿を対象にした三陸沿岸地域の集落構造 ・・・・・ 99
 4-1. 集落と神社・寺院の関係(雄勝十五浜を対象に)
 4-2. 牡鹿半島における浜の集落空間
 4-3. 女川湾沖合に浮かぶ離島・江島
 4-4. 雄勝半島・大須浜の集落空間と場のいとなみ
 4章注釈

5. 家系・建築・祭りから読み解く浜の空間的特性 ・・・・・ 135
 5-1. 雄勝半島の家系の系譜と集落形成のプロセス
 5-2. 三陸沿岸の浜に見る建築空間の仕組み
 5-3. 小富士山を信奉する浜を中心に、祭とその構造
 5章注釈

6. 地元の民間資本が立ち上げた女川港の近代化 ・・・・・ 181
 6-1. 築港以前の女川湾の動向
 6-2. 築港に動きだす女川湾に面する浜
 6-3. 昭和戦前期の港湾整備
 6-4. 港湾開発の戦後
 6章注釈

おわりに ・・・・・ 199

図表、写真一覧 ・・・・・ 202

メンバー一覧 ・・・・・ 207