『鷹(ものと人間の文化史191)』

根崎 光男 著
[2024年11月 刊行]法政大学出版局

目次

まえがき

 序章 鷹と人とのかかわり
    1 鷹の生態と機能
    2 鷹の呼称と捕獲
    3 鷹の調教と鷹野御成
第1章 古代・中世日本の鷹狩
    1 旧石器・縄文・弥生期の鷹
    2 外来文化と古代の鷹狩
    3 殺生罪業観と中世の鷹狩
第2章 近世日本の鷹狩と幕府放鷹制度
    1 豊臣秀吉の鷹狩と鷹場
    2 徳川家康の鷹狩と幕府体制
    3 徳川家光と放鷹制度の整備
    4 徳川綱吉と放鷹制度の中断
    5 徳川吉宗と放鷹制度の復活
    6 社会の変容と放鷹制度の縮小・終焉
第3章 鷹・鷹狩をめぐる儀礼制度
    1 鷹の確保体制と贈答儀礼
    2 鷹狩をめぐる贈答儀礼
    3 「御鷹之鳥」の贈答儀礼
    4 「御鷹之鳥」の饗応儀礼
第4章 鷹場町村の支配と諸役負担
    1 鷹場の支配と環境保全
    2 江戸町方と鷹場支配
    3 鷹場町村の諸役負担
第5章 鷹・鷹狩をめぐる文化
    1 鷹・鷹狩を描いた絵画
    2 鷹野行列図と鷹場絵図
    3 鷹・鷹狩と文学
第6章 近代・現代日本の鷹狩
    1 天皇の御猟場と鷹狩
    2 鴨場と饗応儀礼
    3 鷹狩の伝統継承と現代
 終章 鷹に求めた人の規範

主要参考文献(研究書)
あとがき