『みる・よむ・あるく 東京の歴史 2』

著者:陣内秀信(吉田伸之他と共編著)
発行日:2017年11月
発 行:吉川弘文館

家康の入府以来、急速に巨大城下町へと変貌する江戸。幕藩権力や物流、そして人びとの生活を支えるインフラや都市行政。災害や病、歌舞伎・浮世絵など民衆文化を見ながら、巨大城下町における人びとの営みを描きます。

目 次

序章  巨大城下町江戸と周辺…吉田伸之

江戸のインフラ
はじめに…伊藤毅
掘削と埋立…知野泰明
湊と河岸…阿部貴弘
道と橋…髙橋元貴
神田上水・玉川上水の建設…波多野純
薪の高積みと河岸通り…吉田伸之

拡張する江戸
はじめに…吉田伸之
江戸城を支える…太田尚宏
江戸藩邸をのぞく…小松愛子
町年寄と町方社会…竹ノ内雅人
江戸の町と名主…吉田伸之
神社社会と天下祭…竹ノ内雅人

成熟の江戸
はじめに…岩淵令治
享保改革と江戸近郊…太田尚宏
都市の拡大…岩淵令治
大店と裏店…岩淵令治
寛政改革と江戸…岩淵令治
錦絵―花開く出版文化…湯浅淑子

燗熟の江戸
はじめに…横山百合子
描かれた江戸―煕代勝覧と名所江戸百景…浅野秀剛
天保改革と江戸の社会…荒木裕行
桜田門外の変と江戸…横山百合子
安政地震と麻疹の流行…横山百合子
銭の喧嘩…横山百合子