「港町のかたち その形成と変容」
岡本哲志 著
四六判/268ページ/定価:2,900円+税/法政大学出版局
ISBN:978-4-588-78001-1 C0321
2010年2月刊行
北海道から日本海・瀬戸内・九州まで、庄内の川港から横浜・神戸の貿易港まで、全国各地の港町をたずね、古代・中世から近代にいたる形成と変容の過程を、水位や地形の変化、時代の要請による改変をも視野に入れて復元する。それぞれの港町の魅力を甦らせ、その独自性と共通性を明らかにした本書は、水辺都市の再生に向けた実証的な研究書であるとともに、港町めぐりの好個のガイドブックでもある。
目次
Ⅰ 舟運ネットワークと近世港町
Ⅱ 古代港町のかたちを求めて
Ⅲ 古代から中世への変化
Ⅳ 中世から近世への変化
Ⅴ 近世の港町のかたち
Ⅵ 近代港町の変容プロセス