『みる・よむ・あるく 東京の歴史 4』

著者:陣内秀信(吉田伸之他と共編著)
発行日:2018 年9 月
発 行:吉川弘文館

東京駅を有す丸の内、官庁の建ち並ぶ霞が関、花街の赤坂・神楽( かぐら) 坂、土器名発祥の弥生町。都心に位置し、首都の役割を担いながら、濃密に過去の面影を残しています。何がどう受け継がれ、今を形づくったのでしょうか。 

序章 江戸を受け継ぐ都心の空間…陣内秀信
千代田区(はじめに…櫻井良樹/
江戸城―皇居・北の丸…後藤宏樹/
『江戸図屏風』にみる丸の内…後藤宏樹/
切り絵図を生んだ番町・麹町…滝口正哉/神田神保町の移り変わり…滝口正哉/商人の町、神田…滝口正哉)/
港区(はじめに…西木浩一/
増上寺・将軍家霊廟・芝公園…西木浩一/
麻布の地形と邸宅跡…髙山 優/
赤坂檜町長州藩邸…髙山 優/
高輪・三田―「大使館の街」の源流…西木浩一/
芝浦の賑わいと花街…髙山 優)/
新宿区(はじめに…鈴木 靖/新宿東口―宿場町から巨大盛り場へ…陣内秀信/
戦前の新宿駅西口開発計画…鈴木 靖/
戸山―尾張藩下屋敷…鈴木 靖/
江戸の四谷―「人別書上控」にみる住人たち…鈴木 靖/
牛込・神楽坂の中世…今野慶信)/文京区(はじめに…町田 聡/
向ヶ岡と弥生町…原 祐一/
根津権現と門前町…町田  聡/
神田上水大洗堰と水番人…町田 聡/
音羽地域に住んだ紙漉き職人たち… 町田 聡/
空からみた関東大震災前の本郷…加藤芳典)