新・江戸東京研究の世界【EToS叢書4】

著者:江戸東京研究センター
出版社:法政大学出版局
発行年月:2023年1月
論文標題:

[はじめに](横山泰子)

[第一部 江戸東京研究の可能性をさぐる]
記憶から創造へ(田中優子)
過去を知り、近未来への道筋を示す(陣内秀信)

[第二部 都市をつくるのは誰か──定住者と流入者・来訪者、それぞれの役割とまなざし]
江戸文芸のなかの外来者──方言と視点と(小林ふみ子)
「ビジターの都市」江戸、「ビジターの街」両国(川添 裕)
自然主義作家たちの東京──花袋・藤村・秋聲(中丸宣明)
近代日本の幕開けを担った建築家たち──外来者がつくる明治東京の都市と建築(高村雅彦・金谷匡高)
都市をつくるのは誰か──定住者と流入者、来街者、それぞれの役割とまなざし(稲葉佳子)
江戸の都市性と「公衆トイレ」(根崎光男)

[第三部 都市の表象文化 「名所」から「聖地」へ]
映画・アニメからみる東京表象(岡村民夫)
コンテンツツーリズムと東京・再考(増淵敏之)
鳥瞰図に見る江戸・東京の表象(森田 喬)
名所と視覚的経験──「江戸東京」の風景(米家志乃布)
コメント:東京をめぐる観光行動(山本真鳥)

[第四部 コモンズを再生する東京2021]
都市でコモンズを作れるか──下北沢BONUS TRACKをケーススタディとして(山道拓人)
コモンズを再生する東京(北山 恒)
点在するリソースを繋ぐ──@カマタによる地域実験(連 勇太朗)
既にあるコモンズに寄り添う(栗生はるか)
コメント:縮小都市の時代におけるまちの世代間継承とコモンズ(小島 聡)
コメント:コモンズを再生する(石神 隆)

[おわりに──次の新たなステージへ](高村雅彦)