著者:陣内秀信(吉田伸之他と共編著)
発行日:2017年12月
発 行:吉川弘文館
明治維新により江戸は「東京」と名前を変え、首都となりました。いかに東京は形成され、そこで人びとは暮らしたのでしょうか。都市化の進展、震災と戦災、戦後復興から今日の国際化まで、激動の近現代史に迫ります。
目 次
序章 東京の形成と変貌…櫻井良樹
インフラ基盤
はじめに…松山 恵
東京の首都計画…松山 恵
鉄道・地下鉄…鈴木勇一郎
上下水道、河川・貯水池…松山 恵
電気・ガス…櫻井良樹
土地・建築物…松山 恵
明治期
はじめに…櫻井良樹
東京の維新…横山百合子
東京府の誕生…櫻井良樹
東京の自由民権運動…中嶋久人
大火を通してみる消防と社寺…冬月 律
日清・日露戦時の東京…櫻井良樹
大正・昭和戦前期
はじめに…櫻井良樹
都市の拡大…白石弘之
大正期・東京市政の展開…櫻井良樹
関東大震災と復興計画…白石弘之
非常時へ向かう大東京…櫻井良樹
東京大空襲と戦時体制・防空計画…白石弘之
戦後~二十世紀末
はじめに…初田香成
闇市 戦後復興の象徴…初田香成
東京オリンピックと高度経済成長…初田香成
東京への人口移動と地域間格差…橋本健二
革新都政の時代…櫻井良樹
世界都市・東京…陣内秀信