法政大学デザイン工学部建築学科
岡本哲志研究室
2015年9月28日発行
目 次
1.丸の内に街並みが形成される前提として ・・・・・ 11
1-1. 不燃化都市・東京への眼差し
1-2. 東京市区改正条例による近代化の試み
1-3. 市区改正計画のモデルとしての丸の内払い下げ
1章注釈
2.コンドルから始まる煉瓦建築の時代
〈明治23(1890)年~明治44(1911)年〉 ・・・・・ 37
2-1. 丸の内のストリートを最初に描きだす馬場先通りから
2-2. 濃尾地震の発生とその影響
2-3. コンドル・曾禰・保岡が目指した馬場先通りのストリート景観
2-4. 3人の建築家と妻木頼黄
2章注釈
3.曾禰・保岡が目指した仲通りの街並み
〈明治37(1904)年~大正元(1912)年〉 ・・・・・ 31
3-1. 北側にある仲通りに向けられた丸の内の開発
3-2. 煉瓦造から鉄骨造・鉄筋コンクリート造へ変わる建築構造
3-3. 南側にある仲通りに向けられた丸の内の開発
3章注釈
4.三菱二十一号館から三菱仮本社ビルまでの時代
〈明治44(1911)年~大正10(1921)年〉 ・・・・・ 41
4-1. 大名小路におけるストリートの形成に向けて
4-2. アメリカ式オフィス空間の原点としての三菱二十一号館
4-3. 保岡退職後の丸の内の都市形成と建築の動向
4-4. 東京駅開業に伴う都市基盤整備とオフィス街の変化
4章注釈
5.丸ビルから震災復興の時代まで
〈大正7(1918)年~昭和12(1937)年〉 ・・・・・ 57
5-1. 行幸道路と内濠のスカイラインの形成に向けて
5-2. 行幸道路周辺の変化
5-3. フラー社のアメリカ式施工技術の導入
5-4. 関東大震災とその影響
5-5. 震災復興時代の建築と都市空間形成
5章注釈
おわりに ・・・・・ 84
図版一覧 ・・・・・ 85
メンバー一覧 ・・・・・ 88