南イタリア都市の居住空間  

‐アマルフィ、レッチェ、シャッカ、サルデーニャ

陣内秀信[編] 
中央公論美術出版 ISBN: 4-8055-0487-0 C3052 
2004年4月刊行 
サイズ A4
頁数 576頁
体裁 上製本・函入り
定価 47,250円(本体 45,000円+税)

和文・英文併記本書は、陣内研究室が取り組んできた1989年から2004年までの15年間にわたる南イタリア都市の居住空間に関するフィールド調査、及びそれに基づく研究の成果を集大成したものです。特に、2004年度発行の報告書『増補改訂版 中世海洋都市アマルフィの空間構造-南イタリアのフィールド調査 1998-2003-』(法政大学大学院エコ地域デザイン研究所)の内容が本書の前半を占めています。

目次
序論 南イタリアの都市と住宅の特質

第・部 アマルフィ
 序章 アマルフィ研究の視点
 第1章 アマルフィの全体像
 第2章 各地区を語る
 第3章 アマルフィの発展段階を読む

第・部 レッチェ
 序章 レッチェ研究の視点
 第1章 都市の形成過程とその空間構造
 第2章 外部空間の形態と意味
 第3章 バロックの空間演出
 第4章 住宅の構成
 第5章 地区の空間構造と住宅事例

第・部 シャッカ
 序章 シャッカ研究の視点
 第1章 シャッカの都市形成
 第2章 コルティーレの形態と意味
 第3章 住宅のタイポロジー
 第4章 地区の空間構造と住宅事例

第・部 サルデーニャ
 序章 サルデーニャ研究の視点
 第1章 南サルデーニャ―農業に生きる平野の町
 第2章 中部サルデーニャ―山間部に散在する羊飼いの町