大江戸 知らないことばかり―水と商と大火の都

東京の原点・江戸は、260年間続いた空前の都。奇跡とも呼ばれるこの巨大都市を築き、支え、救ったものとはいったい何だったのか。最新の調査・研究をもとに、知られざる真実の姿に迫る。

NHKスペシャル「大江戸」制作班編・陣内秀信 共著
出版社:NHK出版
2018年5月発行

第1章 水を「味方につけた」町づくり―江戸は、なぜ豊かな都市になれたのか
    (江戸発展のはじまり;掘割と水路の開削―江戸発展の第1期 ほか) 

第2章 武士と町人が「共に生きた」100万人の都―経済発展の担い手たちの群像
    (江戸の武家地;参覲交代の意味 ほか) 

第3章 発展の「原動力となった」商人の魂―江戸商人の実像 商家の日記を読み解く
    (「伊勢屋」初代当主の苦闘;妻との死別、そして再婚 ほか) 

第4章 大火災に「負けなかった」町―火災都市江戸を守ったのは誰だったのか
     (江戸を襲ったたび重なる大火災;明暦の大火 ほか) 

第5章 写真のなかに「残された」江戸―オーストリアの写真家が持ち帰った江戸と東京
    (幕末江戸の原風景;東アジア遠征隊の写真家 ほか)