【開催報告】2019年9月21日「御嶽山で語る畠山重忠~父と娘 玉川が紡ぐ魂の邂逅~」を開催しました

【開催報告】2019年9月21日「御嶽山で語る畠山重忠~父と娘 玉川が紡ぐ魂の邂逅~」を開催しました

(鶴巻育子撮影)

会場は武蔵御嶽神社の神楽殿で、参加者は約50名でした。はじめに、法政大学江戸東京研究センター(以下、ETos)の神谷博より挨拶があり、今回の開催趣旨について、玉姫神楽の公演に至る経緯などの説明がありました。

第一部の「玉姫神楽」は神楽殿にて披露され、参詣の方の参加もありました。
引き続き第二部に移り対談が行われ、御嶽神社前宮司の金井國俊さんと法政大学名誉教授の馬場憲一先生にお話しいただきました。
「玉姫神楽」は昨年の活動で3回公演し、今年は第3回目の公演で通算6回目となりました。この神楽は、山梨県小菅村に鎌倉初期から伝わる伝承をもとに創作したものです。主人公の玉姫は畠山重忠の娘とされていて、「玉川」の語源になったという物語です。御嶽神社には、畠山重忠奉納と伝えられる国宝の赤糸威大鎧があります。玉姫が入水した小菅村池の平の地にも、地元玉川地区の守護神社として御嶽神社があり、多摩川の流れが父娘の縁を紡ぐという趣旨で神楽を奉納いたしました。

第二部の対談では、先ず金井前宮司から赤糸威大鎧に関わる古文書のご披露がありました。神社に残されている重忠に関わる全ての文献について一つづつ解説を頂きました。文献上からは、確実に重忠が奉納したとわかるものはないとのことですが、後世にそう記された文書は多く残っているとのこと。江戸時代に将軍吉宗がこの鎧を江戸城に借りだした頃には重忠奉納ということが広く認知されたようです。

これを受けて馬場先生がさらにその背景なども含めて解説を加えました。馬場先生は「御嶽神社及び御師家古文書学術調査団」の団長でもあり、「重忠奉納鎧」伝承と社殿修復の関係について主にお話されました。資料上は畠山重忠奉納鎧の伝承は1700年代初頭に確認できるとのこと。1727年、将軍吉宗が重忠鎧などの神宝上覧を命じ、その後1734年にも上覧している。これが武蔵御嶽山を「武蔵国号社」として権威を高めるのに役立ったという。それが1743年社殿修復の資金調達にもつながった。畠山重忠奉納鎧の伝承は、結果的に武州御嶽山の権威化が図られ宗教的文化空間を維持することにつながったとのこと。

お二人の話題提供の後、神社の方々などの参加者も交えて意見交換が行われました。 ETos からは鳥越けい子先生も参加されました。また、玉姫伝承の伝承者である横瀬健氏も参加され、玉姫伝承についてのお話も直接聞くことができました。意見交換の中で、金井氏より「秩父鎌倉街道」という言葉も出てきて、玉姫の逃避行ルートがその裏道だったとみられることも分かりました。重忠鎧の伝承と玉姫の口伝、どちらも文献で裏付けを確定することはできませんが、こうした物語がまちづくりを創造してきたのではないか。それが心に火をつける原動力なのではないか、ということが結論でした。

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【開催報告】2019年8月17日「玉川の語源を探る夕べ」を開催しました

【開催報告】2019年8月17日「玉川の語源を探る夕べ」を開催しました

2019年8月17日(土)18:30~20:00、「玉川の語源を探る夕べ」が開催されました。
会場は二子玉川ライズ5階屋上の原っぱ広場で、参加者は約50名でした。はじめに、法政大学江戸東京研究センター(ETos)の神谷博より開催趣旨の挨拶があり、続いて第一部の「玉姫神楽」の披露がありました。引き続き第二部に移り対談が行われました。対談では、府中市郷土の森博物館館長の小野一之氏と法政大学文学部の小林ふみ子教授にご登壇頂きました。登壇とはいっても会場は芝生広場で観客席も筵敷きという屋外イベントでした。

「玉姫神楽」は昨年の活動で三回公演したのに引き続き、今年は第二回目の公演となりました。この神楽は、山梨県小菅村に鎌倉初期から伝わる伝承をもとに創作したもので、主人公の玉姫は「玉川」の語源になったとされています。神楽も現代に伝わる江戸時代の神楽ではなく、鎌倉初期の形式を再現することを試みています。丁度まわりが暗くなった時に始まり、照明も最小限として背景に幻想的な光を流す演出を施しました。

第二部の対談では、先ず小野館長から「多摩川、古代の風景を考える」と題して、「多摩川」と「玉川」どちらが古い? 多摩川と多磨、どちらが先? タマ川とタバ川はどんな関係? なぜタマ川の名前になったのか? など、興味深いお話を頂きました。歌枕の「六玉川」にも触れて、玉川は全国にも多く、自然発生しやすい名前でもあると指摘されました。最後に、多摩川の表記は多くあるが、一番古いのは玉川、とのことでした。
次にお話しいただいた小林ふみ子先生は、「玉川をめぐる江戸の文芸文化」と題し、「流域を歩いた文人、大田南畝から」というサブタイトルを付けて、南畝を軸に話を進められました。江戸時代の玉川は自然を楽しむ遊楽の地になっていた、文人的田園趣味の「郊行」があったとし、南畝の「玉川余波」より多くの引用を用いて解説されました。その中で、「水を治ることば」を紹介して玉川の姿を活き活きと示されました。古歌に詠まれる歌枕の地が、江戸期には心の俗塵を払う場所となり、治水の必要性という現実とともに生きていたことを語られました。

お二人の話題提供の後、対談というより掛け合いの意見交換があり、それぞれのお話を深めて頂きました。進行役の神谷からの質問も交え、予定時間をやや超えて終了いたしました。

閉会にあたり、後援を頂いた多摩川流域懇談会から国土交通省京浜河川事務著調査課長の斎藤氏よりご挨拶を頂きました。最後に、会場を貸していただいた二子玉川ライズとして東急電鉄の都甲課長よりご挨拶を頂きました。(神谷 博)

【開催報告】2019年8月7日 第10回外濠市民塾「外濠浚渫工事見学会」を開催しました

【開催報告】2019年8月7日 第10回外濠市民塾「外濠浚渫工事見学会」を開催しました

2019年8月7日(水)、第10回外濠市民塾「外濠浚渫工事見学会」を開催しました。
陣内秀信・法政大学特任教授(エコ地域デザイン研究センター前センター長)による開催挨拶の後、工事発注者である東京都第一建設事務所および施工者である五洋・栄都建設共同企業体のご担当者から現在進めている浚渫工事の概要についてご説明いただきました。
説明が終わると、実際に浚渫している様子を見学するため、各班に分かれ外に出て、牛込濠から小石川橋までまち歩きを行いました。まち歩きは外濠市民塾スタッフによる案内で、史跡などの各所で解説を交えながら小石川橋まで移動しました。
浚渫工事の見学は、牛込濠でヘドロの吸引作業を見学し、パイプの行方をたどり、小石川橋では土運船にヘドロを積み込む様子を見学しました。そこでは、吐き出されるヘドロを現場の方に採取していただき、実際に採取されたヘドロを間近で体感しました。

その後、大学に戻り質疑応答を行い、各班で見学会の振り返りを行いました。
振り返りでは、外濠浚渫工事への感想や期待など様々な意見が交わされました。
最後に、吉田珠美・三輪田学園中学校高等学校校長、宇野求・東京理科大学教授による挨拶で幕を閉じました。

今回の外濠市民塾には45名の方に参加いただきました。近隣の方々や三輪田学園の生徒さん、小学生から大学生まで、これまで以上に多様な皆様にご参加いただきました。また大学生を中心とする16名のスタッフにより運営しました。
本見学会は、東京都第一建設事務所、五洋・栄都建設共同企業体の皆様のご協力により開催することができました。この場をお借りして感謝申し上げます。

【開催報告】2019年7月23日「神田明神:江戸東京文化講座(第8回)」

【開催報告】2019年7月23日「神田明神:江戸東京文化講座(第8回)」

2019年7月23日(火)、神田明神文化交流館にて「神田明神:江戸東京文化講座」の第8回目が開催されました。第8回は福井恒明法政大学教授が「東京の文化的景観―江戸城外濠と葛飾柴又」というタイトルで講演を行いました。
 生活・生業と風土が影響しあい形成され、維持されてきた「文化的景観」は、都市化と対極的な言葉として多く用いられていますが、今回の講演では、都市部における文化的景観を解釈するためには何が必要かということについて、これまで福井教授の携わってきた江戸城外濠や葛飾柴又を例に取り考察を行いました。
 そして、都市部の文化的景観を理解し共有するためには、見えにくくなっている社会基盤の存在や地域の担い手の存在を浮かび上がらせ、それらの価値を発信していくことが不可欠であると結論づけました。

 本年3月より8回にわたって開催してまいりました「神田明神:江戸東京文化講座」は今回を以て終了となりました。全8回で延べ415名の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

【開催報告】2019年7月11日「神田明神:江戸東京文化講座(第7回)」

【開催報告】2019年7月11日「神田明神:江戸東京文化講座(第7回)」

2019年7月11日(木),神田明神文化交流館にて「神田明神:江戸東京文化講座」の第7回目が開催されました。第7回は川添裕 教授(江戸東京研究センター客員教授,横浜国立大学教授)が「力持の流行と神田明神の力石」というタイトルで講演を行いました。
 神田明神の境内にもある「力石」(ちからいし)を題材に,江戸のまちに流行した力持(ちからもち)について十方庵敬順(じっぽうあんけいじゅん)の『遊歴雑記』(ゆうれきざっき)や歌川国安の錦絵を例に考察を行いました。
 「力石」は,古い民俗では霊的なものとして扱われていたが,近世後期の都市ではもっぱら力試しに用いられるようになり,「力石」を持ち上げることが次第に娯楽化,遊戯化,曲芸化していきました。「力持」文化の醸成される文政年間に興行で賑わう様子や,力石だけではなく酒樽や米俵を町の若者たちが持ち上げる姿について解説を行い,力持が江戸のまちと深く結びついていたことを明らかにしました。

 神田明神「江戸東京文化講座」は全8回,多様なテーマで江戸東京を掘り下げてきました。次回が第8回(最終回)です。ぜひご参加ください(事前予約必要:受講料必要)。
  詳しくは下記をご覧ください(神田明神文化交流館のサイトへリンクします)。
https://cocoro-k.co.jp/events/edotokyo
【今後の予定】
第8回(最終回)2019/7/23(火)「東京の文化的景観ー江戸城外濠と葛飾柴又」法政大学教授 福井恒明

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【開催報告】2019年5月14日 ローザ・カーロリ教授講演会「江戸・東京における佃島の誕生と発展(The origin and development of Tsukudajima in Edo-Tokyo)」

【開催報告】2019年5月14日 ローザ・カーロリ教授講演会「江戸・東京における佃島の誕生と発展(The origin and development of Tsukudajima in Edo-Tokyo)」

019年5月14日(火),イタリアにおける日本近現代史研究の第一人者であり,江戸東京研究センターの客員研究員であるローザ・カーロリ教授(ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学)による講演会が法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー25階 研究所会議室5において開催された。氏のこれまでの沖縄史の研究からさらに幅を広げ、「江戸・東京における佃島の誕生と発展(The origin and development of Tsukudajima in Edo-Tokyo)」というテーマの発表が行われた。

デザイン:江戸東京研究センター R・A 邵 帥(ショウ スイ)

大きく以下の7つのテーマに沿って話が進められた。
1.佃島のユニークネス
2.佃島を作った森一族
3.佃島の誕生
4.水上空間としての:佃島とヴェネツィア
5.空間の概念と配置
6.佃島の信仰空間
7.江戸の名所としての佃島

近世初期の佃島の成り立ちに始まり、沽券絵図を用いて詳細な分析と考察を行い、水辺や信仰の空間と様々な角度から佃島の歴史を解き明かした。
多くの参考文献や資料が提示され、今後の佃島研究の課題についても議論され充実した講演会となった。

 

【開催報告】2019年6月27日「神田明神:江戸東京文化講座(第6回)」

【開催報告】2019年6月27日「神田明神:江戸東京文化講座(第6回)」

2019年6月27日(木)、神田明神文化交流館にて「神田明神:江戸東京文化講座」の第6回目が開催されました。第6回は小林ふみ子教授が「江戸狂歌の大流行-山の手でも下町でも神田明神社内でも」というタイトルで講演を行いました。

 江戸狂歌のルーツを初めてとして,異なる身分の人々が集い大衆参加型文芸として広がった狂歌グループの様子や,狂歌師たちのユニークな「狂名」,神田明神など各地で開かれていた狂歌の会の様子について多くの原資料を用いながら解説し,江戸時代天明期になぜ狂歌が大流行したのか,狂歌の持つ特性や時代背景などについて考察しました。

 神田明神「江戸東京文化講座」は今後2回にわたり多様なテーマで江戸東京を掘り下げていきます。ぜひご参加ください(事前予約必要:受講料必要)。
 詳しくは下記をご覧ください(神田明神文化交流館のサイトへリンクします)。
https://cocoro-k.co.jp/events/edotokyo

【今後の予定】
 第7回 2019/7/11(木)「力持の流行と神田明神の力石」法政大学江戸東京研究センター客員研究員 川添裕
 第8回 2019/7/23(火)「東京の文化的景観ー江戸城外濠と葛飾柴又」法政大学教授 福井恒明

【開催報告】2019年6月15日「神田明神:江戸東京文化講座(第5回)」

【開催報告】2019年6月15日「神田明神:江戸東京文化講座(第5回)」

2019年6月15日(土)、神田明神文化交流館にて「神田明神:江戸東京文化講座」の第5回目が開催されました。今回は根崎光男(法政大学教授)が「将軍の鷹狩りと江戸の町」というタイトルで講演を行いました。

 鷹の確保方法,将軍家と大名の間の鷹の献上や下賜の習慣,獲物の確保方法や献上先,鷹狩り行列の様子,鷹狩りに関わる役職制度,鷹狩りや獲物の飼育がおこなわれていた地域など,江戸時代の鷹狩りの様子や都市化が進む江戸の町の様子を多くの原資料を用いながら多角的に解説し,江戸時代において鷹狩りが将軍の権威の象徴として機能していたことについて考察しました。

 神田明神「江戸東京文化講座」は今後3回にわたり多様なテーマで江戸東京を掘り下げていきます。ぜひご参加ください(事前予約必要:受講料必要)。
 詳しくは下記をご覧ください(神田明神文化交流館のサイトへリンクします)。
https://cocoro-k.co.jp/events/edotokyo

【今後の予定】
 第6回 2019/6/27(木)「江戸狂歌の大流行-山の手でも下町でも、神田明神社内でも-」法政大学教授 小林ふみ子
 第7回 2019/7/11(木)「力持の流行と神田明神の力石」法政大学江戸東京研究センター客員研究員 川添裕
 第8回 2019/7/23(火)「東京の文化的景観ー江戸城外濠と葛飾柴又」法政大学教授 福井恒明

【開催報告】2019年5月31日「神田明神:江戸東京文化講座(第4回)」

【開催報告】2019年5月31日「神田明神:江戸東京文化講座(第4回)」

2019年5月31日(金)、神田明神文化交流館にて「神田明神:江戸東京文化講座」の第4回が開催されました。高村雅彦(法政大学教授)が「古代地形から読む神田明神とその景観」というタイトルで,文献のみに依らず基層(古代地形)から再現する古代・中世の景観について考察しました。

まず、地形図や歴史資料をもとに、古代・中世の城や神社が自然の地形や地質を根底に配置されていたことについて説明がありました。さらに都内の基層のデータから再現された当時の地形の立体画像をもとに、神田明神や都内各地の神社からの当時の景観を想像し、人々の生活と地形とのつながりについて考察しました。

神田明神「江戸東京文化講座」は今後4回にわたり多様なテーマで江戸東京を掘り下げていきます。ぜひご参加ください(事前予約必要:受講料必要)。
詳しくは下記をご覧ください(神田明神文化交流館のサイトへリンクします)。
https://cocoro-k.co.jp/events/edotokyo

【今後の予定】
第5回 2019/6/15(土)「将軍の鷹狩りと江戸の町」法政大学教授 根崎光男
第6回 2019/6/27(木)「江戸狂歌の大流行-山の手でも下町でも、神田明神社内でも-」法政大学教授 小林ふみ子
第7回 2019/7/11(木)「力持の流行と神田明神の力石」法政大学江戸東京研究センター客員研究員 川添裕
第8回 2019/7/23(火)「東京の文化的景観ー江戸城外濠と葛飾柴又」法政大学教授 福井恒明

【開催報告】2019年4月3日「エクハルト・ハーン先生を囲んで/ベルリン近郊のエコシティと東京のグリーンインフラ」を開催しました

【開催報告】2019年4月3日「エクハルト・ハーン先生を囲んで/ベルリン近郊のエコシティと東京のグリーンインフラ」を開催しました

2019年4月3日(水)18:00より、水都交流セミナー「ベルリン近郊のエコシティと東京のグリーンインフラ」が開催されました。エクハルト・ハーン先生は、ドイツドルトムント大学教授として長年ドイツやEUのエコロジカルな都市計画を主導してこられました。法政大学エコ地域デザイン研究センターの客員研究員としても長く交流を続けており、今回は、ベルリン近郊で計画されている大規模なエコシティについて話題提供をしていただきました。当日は、定員40名のところ満席となり、意見交換も活発に行われました。

 講演内容は、ベルリンから40㎞ほどの距離にあるヴュンスドルフという町において最先端のエコシティとして計画しているものです。元軍用地の跡地再開発で、文化遺産となる既存建物を残しつつ、全域に資源・水循環システムを創り出すもので、最先端の土壌技術を用いた生産システムなどが紹介されました。移民対策やSDGsを踏まえた計画となっており、日本との差を大きく感じさせる内容でした。

 講演を受けて、東京農業大学准教授の福岡孝則氏より、日本におけるグリーンインフラの展開の現状が報告され、これを踏まえて意見交換が行われました。

 意見交換の司会進行は、法政大学エコ地域デザイン研究センターのセンター長を務める福井恒明教授が担い、客員研究員の神谷博兼任講師も加わり進められました。国策で進められている事業の採算性についての質問や循環再生技術の中心となっている土壌技術などについて意見が交わされました。2時間という短時間のプログラムでしたが、有意義で濃密なセミナーとなりました。