2019年度「千代田学」事業に本学から2件が採択されました。

2019年度「千代田学」事業に本学から2件が採択されました。

「千代田学」事業とは…

千代田区内にある短期大学、大学、大学院等の研究機関が千代田区の様々な事象を多様な切り口で調査・研究することを「千代田学」事業と名付け、その定着と発展、また、各学校が区及び地域と連携を図ることを目指して、事業経費の一部を補助するものです。

2019年度「千代田学」事業に本学から以下の2件が採択されました。

1.地域社会における地域循環バスの実態と今後の展開可能性-地域福祉交通「風ぐるま」の活用方法の検証-

(政策創造研究科:上山 肇 教授)

【概要】

千代田区の地域福祉交通「風ぐるま」に関する調査・研究を行い、利用実態(在住・在勤・通学の方々の意識調査等含む)を明らかにしながら今後の活用方法と展開の可能性について探る。

2.千代田区の地域史資料アーカイブ化の展開

(エコ地域デザイン研究センター(デザイン工学部):福井 恒明 教授)

【概要】

千代田区内の地域史に関する資料(古写真・絵画・絵はがき等の過去の地域の姿を確認できる資料や部分的な地図など)を収集し、出典、場所や年代、解釈についての情報を付加して整理し、法政大学の地域史資料アーカイブシステムに実装し、資料の閲覧性を高める。

事業実施期間

2019年4月1日から2020年3月31日まで(1年間)

【開催報告】2019年4月3日「エクハルト・ハーン先生を囲んで/ベルリン近郊のエコシティと東京のグリーンインフラ」を開催しました

【開催報告】2019年4月3日「エクハルト・ハーン先生を囲んで/ベルリン近郊のエコシティと東京のグリーンインフラ」を開催しました

2019年4月3日(水)18:00より、水都交流セミナー「ベルリン近郊のエコシティと東京のグリーンインフラ」が開催されました。エクハルト・ハーン先生は、ドイツドルトムント大学教授として長年ドイツやEUのエコロジカルな都市計画を主導してこられました。法政大学エコ地域デザイン研究センターの客員研究員としても長く交流を続けており、今回は、ベルリン近郊で計画されている大規模なエコシティについて話題提供をしていただきました。当日は、定員40名のところ満席となり、意見交換も活発に行われました。

 講演内容は、ベルリンから40㎞ほどの距離にあるヴュンスドルフという町において最先端のエコシティとして計画しているものです。元軍用地の跡地再開発で、文化遺産となる既存建物を残しつつ、全域に資源・水循環システムを創り出すもので、最先端の土壌技術を用いた生産システムなどが紹介されました。移民対策やSDGsを踏まえた計画となっており、日本との差を大きく感じさせる内容でした。

 講演を受けて、東京農業大学准教授の福岡孝則氏より、日本におけるグリーンインフラの展開の現状が報告され、これを踏まえて意見交換が行われました。

 意見交換の司会進行は、法政大学エコ地域デザイン研究センターのセンター長を務める福井恒明教授が担い、客員研究員の神谷博兼任講師も加わり進められました。国策で進められている事業の採算性についての質問や循環再生技術の中心となっている土壌技術などについて意見が交わされました。2時間という短時間のプログラムでしたが、有意義で濃密なセミナーとなりました。