斐伊川島根半島プロジェクト

概要

「斐伊川、島根半島地域における水辺まちづくりの可能性」
島根県松江市は東洋のベニスと呼ばれる水の都であり既に堀などを活かした水辺まちづくりや水辺の活用が進んでいる。驚かされるのは水とまちの距離(高さ差)が近いことである。これは斐伊川の特性による。斐伊川は暴れ川としても名高い一方、宍道湖という巨大な遊水池をもっているとも言え、中流部の放水路事業と上流部でのダム建設が終えられ、松江市街地と斐伊川との新しい関係が造られつつある。一方合併により広大な市域を持つこととなった松江市の北部海沿いには42浦と呼ばれる一団の漁村集落があり、海と一体となった暮らしが営まれてきた。北側を海、南側を宍道湖に挟まれる松江市、そして下流河口部の境港市街地とも独特な水辺まちづくりの可能性を秘めており、特化した地域性を強く感ずる。当研究はこのような斐伊川の治水性能を踏まえた川沿い、そして島根半島の海沿いという地域を構成する二種類の水辺の双方に着目し、これを一体に捉えることでこの地域でしかなし得ない水辺まちづくりの可能性について研究することを目的とする。

代表者: 高見 公雄  エコ地域デザイン研究センター兼担研究員

研究(検討)項目

1)まちづくりから見た斐伊川の治水条件(治水性能)
2)斐伊川沿川におけるまちづくりの可能性(松江、中海、境港)
3)島根半島42浦の実態と地域形成の観点からの今後の可能性

主な成果

2019年10月19日(土)に都市環境デザイン会議全国大会(女川町)(成果発表予定)